「○月○日までに納品させていただきますので」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「○月○日までに納品させていただきますので」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「○月○日までに納品させていただきますので」について解説をします。

「○月○日までに納品させていただきますので」とは?意味

ある日までに品物を納めるから、という意味です。

「まで」は、物事が到達する時点を表す言葉です。

「納品」は、品物を納めることをいいます。

「させていただき」は、相手に許しを求めることによって、その行為を遠慮しながら行う意を表します。

相手に敬意を表す表現です。

「ます」は敬意を表す語です。

「ので」は、後に伝える事柄が前に述べた事柄の原因・根拠・理由などであることを表します。

「○月○日までに納品させていただきますので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、品物を渡す日がいつになりそうかを伝える際に用います。

「この日に納めます」とだけ伝えるのであれば、「ます」で言葉を切ります。

「ます」の後に「ので」が続いているので、品物を納める日だけでなく他にも伝えたい事柄があります。

後には言葉を続けるようにしましょう。

「させていただきます」は、許可を得るとき、それによって恩恵を受ける事実があるときに用いる言葉です。

相手側から求められてその行為をするときは、許可を得る必要はありません。

許可を必要としないときは、「いたします」という言い方をします。

「いたす」「する」の謙譲語で、その行為が及ぶ人を敬います。

「○月○日までに」は、その日に納めるという意味ではなく、その日に至るまでの期間に納めるという意味です。

たとえば、8月1日までにという場合であれば、8月1日よりも前の時点で納品できる可能性があります。


「○月○日までに納品させていただきますので」を使った例文

・『○月○日までに納品させていただきますので、しばらくお待ちください』

「○月○日までに納品させていただきますので」の返答や返信例

返信をしないこともありますが、返信をするならば「よろしくお願いします」の意を伝えるとよいでしょう。

「ので」の後に伝えられる事柄にあわせて、返信の内容が変わります。

大きなものを受け取る場合、それを置くための場所が必要です。

そのためのスペースを確保しておいてくださいと伝えられているなら、品物が届くまでにスペースを確保しておきましょう。

伝えられた日までに品物が届かないときは連絡をしてください。

まとめ

この言葉は、これから品物を渡すときに用いるもので、この日までに納めますと伝えています。

納める期日を伝えたならば、その日までに納められるようにしましょう。

もしも遅くなりそうなときは、早めに連絡をします。

期日を守ることは信頼を得るために大切なことです。