この記事では「まだまだ勉強中ですが」について解説をします。
「まだまだ勉強中ですが」とは?意味
いまだに勉強をしているところだといった意味です。
謙遜する言葉になります。
「まだまだ」には、いまだに、いまでもという意味があります。
「まだまだ寒い」という場合だと、いまでも気温が低くて寒いということを表します。
「勉強中」は、今勉強をしているということです。
物事が進んでいるところ、その状態が続いていることをいいます。
「ですが」は前の語と反対の事柄をつなげる言葉です。
「まだまだ勉強中ですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
謙遜して使う言葉です。
まだ自分は未熟だ、もっと勉強が必要だということを表します。
この言葉は、下の者から上の者に対して使用することが一般的です。
自分はまだ勉強が足りなくて未熟だけれど、これから頑張りますといった意味合いで用います。
「ですが」の後には、やる気を示すような言葉が続きます。
上司が部下に対して、上司自身がまだまだ勉強中だという意味で使うことはありません。
この言葉には、まだ自分は未熟だという意味合いがあります。
上に立つものがまだ未熟なようでは、下の者が不安になってしまうことでしょう。
そのため、上司から部下には使用しません。
若手を紹介するときにも用いられます。
同じ会社のものを他社のものに紹介するときに、謙遜をして用いられるものです。
しかし、仲間を低くして紹介することを、海外の人は理解できないようです。
「勉強をしているところの未熟なものをなぜ重要な仕事の場に連れてくるのか」などと不審に思われてしまいます。
日本人同士で紹介するなら謙遜する言葉を使ってもよいでしょうが、海外の人に紹介するときには、自分の側を低めるような紹介の仕方は控えた方が望ましいです。
現在は海外との取引が増えてきているので、海外の人たちの文化を理解し、それにあわせた対応をすることが、コミュニケーションを円滑にするためには大切です。
また、勉強中だと紹介された若手は、「自分はまだまだ役に立たないのだ」と自信をなくしてしまう可能性もあります。
褒められる部分を見つけて紹介すれば、若手のやる気が高まることでしょう。
「まだまだ勉強中ですが」を使った例文
・『まだまだ勉強中ですが、努力してまいります』
「まだまだ勉強中ですが」の返答や返信例
まだ未熟であっても頑張りたいという気持ちを込めて使われることの多い言葉なので、やる気を応援するような言葉を返します。
まとめ
日本人は謙遜する傾向があり、このような自分を低めたいい方をする場合があります。
海外の人には理解されないことがあるので、場合によって言葉を選ぶことが大切です。