ビジネスで言う「または」についての解説です。
「または」とは?意味
「または」は、ビジネスにおいては、選択肢があり、AかBという選択肢であれば、どちらを選択するかという意味です。
なので、「Aまたは、B」と言われると、AかBのどちらかを選択することです。
逆に両方を選択する場合、「かつ」という言葉を使用します。
ちなみに、「または」は接続詞としての意味しかないので、敬語ではない上、単に文章をつなげ、どちらに該当するかという意味しかありません。
「または」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「または」は、ビジネスにおいては、選択肢が2つあり、どっちかという意味で使用します。
そのうえで注意点は、「または」は、絶対に選択肢は、2つでそれ以上ある場合、接続詞同士でさらに選択肢を延長します。
例を挙げますと、「トマト又はキュウリ、あるいは、ナス」という具合に接続詞で文章をつないでいき選択肢を増やすのです。
「または」を使った例文
・『部長、新規プロジェクトですが、動画配信コンテンツまたは、ゲーム配信コンテンツのどちらを優先いたしましょうか?』
この例は、部長という人物に対し、会社で実行すべき新規のプロジェクトは、動画配信か、ゲーム配信のどちらを優先すべきであるかを問うています。
そのうえで、両方のコンテンツを実行するだけの体力は無いというのが「または」からわかるので、このケースは、動画配信か、ゲーム配信の片方かしか、実現できません。
「または」の返答や返信例
「または」に対する返答及び返信ですが、どちらの選択肢を選ぶかが返答や返信になります。
例を挙げたうえで説明すると、飛行機内の食事で「ビーフまたは、チキン
」と言われた場合、どっちか片方を選択するのがこの問いに対する答えです。
しかし、あえて両方ともいらないという選択も可能でビジネスであろうと普段であろうと、両方共の選択肢が気に入らない場合、あえて両方とも否定することも一応可能です。
まとめ
ビジネスで言う「または」は、選択肢が2つになり、2つのうちどっちを取るかです。
ですが、あえて両方を選ばないという選択も実はビジネスの席では可能といえます。
この方法を取れば一応、次回以降いずれかを選ぶ選択肢が増えるので一応ビジネスでは有効な手段の一つでもあります。
逆に何も言わないというほうがビジネスの席では失礼です。
なぜなら「または」は、選択をするように相手に求めているのですが、選択すべく答えが無い場合においてもビジネスでは答えが必要であるがゆえ「または」と聞いているがゆえ、答えないは失礼にあたります。
よって「または」という選択を迫られる接続詞を聞いた場合、必ず、どちらかを選ぶか、あえて両方とも選ぶや両方とも選ばないという回答をするのが望ましいでしょう。