「おまけに」とは?ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「おまけに」とは?
はじめに「おまけに」の意味を解説していきます。
「おまけに」は、「そのうえに、加えて」との意味を持つ言葉です。
なお、漢字で書くと「御負けに」となるようです。
しかし、通常は使わずに、仮名表記が一般的です。
これは、お菓子の「おまけ」などを連想するため、カジュアルな表現に思えます。
しかし、ビジネスでも十分に使用できる言葉なのです。
たとえば、「A社の新製品は非常に高性能です。
おまけに、価格も安いのです」などのように使用できます。
ここでは、その上、加えてという意味で使用しました。
周囲の言葉次第では、ビジネス表現にも馴染むのだと分かるはずです。
「おまけに」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「おまけに」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが同期のAさんのことを話題にしておたとします。
Aさんは高学歴な上に、会社での実績も豊富でした。
このような場合には、Aさんを表して「彼は高学歴なのです。
おまけに、会社での実績も豊富です」と表現できます。
この言葉を使う場合の注意点は、良くも悪くもカジュアルな表現であることです。
印象が軽いのはよいことですが、フォーマルな場面には適しません。
そのため、状況によっては「加えて、その上」などの別な表現を使用することも検討するとよいでしょう。
「おまけに」を使った例文
ここでは「おまけに」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、「おまけ」を中心として、二つの何かを並べて順番に表現すると使いやすいでしょう。
・『これは高性能です、おまけに低価格です』
・『彼は高学歴です、おまけに容姿端麗です』
・『この計画は緻密です、おまけに儲かりそうです』
「おまけに」の類語や敬語での言いかえ
それでは「おまけに」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「おまけに」の類似表現
まず「おまけに」の類似表現について解説します。
「おまけに」は「その上」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「おまけに」の敬語表現
つぎに「おまけに」を敬語表現にすることは難しいでしょう。
ただし、周囲の言葉で補うことで、敬語表現にすることは可能です。
たとえば「おまけに低価格なのでございます」という表現が可能です。
まとめ
このように「おまけに」は、「加えて、その上」に比べるとカジュアルな表現です。
選択のバリエーションが多いと豊かな表現につながるので、しっかり覚えて使いこなすとよいでしょう。