「遠く隔たりましても」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「遠く隔たりましても」とは?
これは、遠く離れてもという意味で使用される言葉です。
「遠く」は距離が離れていることを示します。
また、「隔たる」は、間に何かが介在することを意味します。
多くの場合に、空間や時間があることを表現します。
つまり、空間や時間によって二つの事物が分離されている様子を「隔たる」という言葉で表現できるのです。
なお、「隔たる」を「隔たります」にすれば丁寧語になります。
これを「隔たりましても」にすることで、「隔たっても」と同等の言葉にできるのです。
これらのことから、「遠く隔たりましても」が、遠く離れてもという意味で使用される言葉であると分かるのです。
「遠く隔たりましても」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、大変な恩を受けたとします。
そして遠く離れても恩を忘れないことを、相手に伝える事にしたのです。
このような場合には、「遠く隔たりましても、この御恩を忘れることはございません」と述べるとよいでしょう。
これにより、距離が遠く離れてもという内容を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「隔たりましても」の使い方に注意しましょう。
これは「隔たっても」と言い換える事が可能です。
この場合は、丁寧語を使わない表現になります。
同じような意味でも、言葉の使い方次第で印象の違うものになるのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「遠く隔たりましても」を使った例文
「遠く隔たりましても」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるとよいでしょう。
・『遠く隔たりましても忘れることはございません』
・『遠く隔たりましても気持ちは変わりません』
・『遠く隔たりましても皆と思いはひとつです』
「遠く隔たりましても」の類語と敬語での言いかえ
「遠く隔たりましても」の類語と敬語を解説していきます。
「遠く隔たりましても」の類似表現
「遠く隔たりましても」の類似表現には、「遠く離れましても」があります。
「隔たる」と「離れる」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「遠く隔たりましても」の敬語表現
「遠く隔たりましても」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「遠く隔たったとしましても」に言いかえできます。
まとめ
このように「遠く隔たりましても」は、遠く離れてもという意味で使用される言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。