「ご来賓いただく」という言葉はプライベートはもちろん、ビジネスでもよく耳にする言葉です。
どんな場面でも活用することができるので、意味や使い方、返答の仕方など簡単に説明します。
おさらいするという気持ちや自分の知識の1つとして身に着ける意味で覚えておいてください。
「ご来賓いただく」とは?意味
「ご来賓いただく」の「ご来賓」とは「会社または自分が式典に招いたお客様」という意味で敬っているという意味合いも込めて「ご」をつけており、「いただく」とは「してもらう」という意味があります。
それぞれを合わせると、「自分が招いたお客様にきてもらう」といった意味合いとして使われます。
ちなみに、「主賓」というのはその式典の場で最も役職や位の高い人1人になりますので、合わせて覚えておきましょう。
「ご来賓いただく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご来賓いただく」という言葉が「ご来賓いただき」であれば、教育機関の式典やプライベートなら結婚披露宴、ビジネスで言うと株主総会や就任式など、会社においてのかしこまった席で司会進行を担当する人が使います。
「ご来賓いただき」という言葉であれば、司会進行をする際には始め、中間、終わりと節目節目に使うことが多く、来賓者を紹介する際にも使われます。
今回は「ご来賓いただく」という言葉なので、社内で式典に招待する来賓者について話し合いをする際や来賓者が決定して報告する際に使われます。
一文字違うだけで使う場面が異なってきますので、充分に注意しましょう。
「ご来賓いただく」を使った例文
・『来週に開催される株主総会にご来賓いただく方は、こちらでよろしかったでしょうか?』
・『今回ご来賓いただく方をリストアップしましたので、ご確認ください』
・『◯◯様にご来賓いただくようお願いしておりますが、まだお返事はいただいておりません』
「ご来賓いただく」の返答や返信例
「ご来賓いただく」という言葉を含む言葉の例文として、「今回の就任式でご来賓いただく方のリストになります」という言葉がよく使われます。
もちろん、使う相手は上司やそれ以上の目上の人に対してなので、言葉遣いや対応にはしっかりと配慮してください。
返答の仕方としては「ご苦労様です。
来賓者を確認して、問題がまたあれば指示します」というように一度受取り、確認する旨を伝えます。
変更点や追加等があれば後ほど連絡するということも伝えておけば、作業をスムーズに進めることができます。
まとめ
ここでは「ご来賓いただく」という言葉の意味やビジネスでの使い方、返答の仕方など簡単に説明してきました。
社会人になると目上の人たちが多く参列する式典に参加することや司会進行、計画することが増えてきます。
重要な役割のため、来賓者を決定する際には充分に確認、検討を行い間違いのないようにしましょう。