「あるいは」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「あるいは」とは? ビジネス用語【一語】

「あるいは」とは?

ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。

「あるいは」とは?

はじめに「あるいは」の意味を解説していきます。

「あるいは」は漢字で書くと「或いは」になります。

これは、「または、もしくは」意味する言葉です。

「或」という漢字には、不確かなもの、未知なものを示す役割があるのです。

ビジネスで使用する場合は、「これはAだろうか、あるいはBだろうか」というような使い方があります。

またはの意味で使用されることから、英語で言えば「or」のような役割で使える言葉と考えると分かりやすいでしょう。

「あるいは」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは「あるいは」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。

たとえば、あなたが上司と会話していたとします。

話題は、提案を受けている案件についてでした。

5社から提案があり、どの会社がよいかを検討していたのです。

あなたは、5社の中でも、A社かB社の提案が気に入っていました。

このような場合には、「A社、あるいはB社の提案がよいでしょう」と、意見を述べるとよいでしょう。

「A社かB社ですね」と述べることもできますが、「あるいは」を使用したほうがスマートです。

この言葉を使う場合の注意点は、二つの選択肢のうち、どちらを先に言うかです。

なぜなら、聞いた相手は並べられた選択肢を、無意識に優先度付けするからです。

最初に述べた候補の優先度が高いように思うのです。

これは、自然な反応ともいえるのです、発言する側も意識しておくとよいでしょう。


「あるいは」を使った例文

ここでは「あるいは」を使った例文を挙げていきます。

例文のように、二者択一でも使用できますし、三者以上の場合でも使用できます。

さらには、「もしかすると」と同じような意味でも、使用することが可能です。

・『A社、あるいはB社が良いでしょう』
・『あるいは進み、あるいは退くのがよいでしょう』
・『あるいは、この提案はブラフかもしれません』

「あるいは」の類語や敬語での言いかえ

それでは「あるいは」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。

「あるいは」の類似表現

まず「あるいは」の類似表現について解説します。

「あるいは」「もしくは」と言い換えられます。

表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。

「あるいは」の敬語表現

つぎに「あるいは」を敬語表現にすることは難しいでしょう。

しかし、周囲の言葉で補う事で、敬語表現にすることが可能です。

たとえば「あるいは、中止がよろしいかと存じます」という表現可能です。

まとめ

このように「あるいは」は、二者択一の場合に使用できる便利な言葉です。

しかし、それ以外にも用途がある汎用的な言葉なので、しっかり覚えて使いこなすことをおすすめします。