「模索しながら」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「模索しながら」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「模索しながら」について解説をします。

「模索しながら」とは?意味

手探りでやりながら、という意味です。

「模索」には、いろいろと試しながら探し求めるという意味があります。

はっきりとしない事柄について、いろいろと試したりながら明らかにしていくことをいいます。

「し」「する」のことで、動作や行為を行うという意味です。

「ながら」は動作の並行を表す言葉です。

二つの動作や状態が同時に行われることを表します。

「模索しながら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側で手探りでやっているときに用います。

他人に対する行為ではなく、その行為を行っているのは話し手側なので、敬意を示す表現にはなっていません。

「模索しながら」は敬意を表していませんが、この後に述べる事柄を敬意を示す表現にすれば失礼ではないです。

たとえば、新しいお菓子を開発しているとします。

食感をもっと柔らかくするためにはどうしたらよいだろうか、甘さが欲しいけれどしつこくないようにするにはどうしたらよいだろうかなど、いろいろと試しながら行っています。

このさまが、この言葉が意味するものです。

新商品開発の場合ならば、「模索しながら試作品を作っております」「模索しながら開発を進めております」といった使い方をします。

「ながら」は、二つの動作や状態が同時に行われていることを表す言葉です。

そのため、模索をしているだけならば、「模索しております」という形になります。

「ております」「ている」の丁寧な表現です。


「模索しながら」を使った例文

・『模索しながら、お客さまが喜ぶ製品を作ってきました』
・『模索しながら進めております』

「模索しながら」の返答や返信例

何かを報告してくれたならば、その話を聞いたり読んだりしましょう。

内容によって、返答をする場合と、しなくてもよい場合があります。

たとえば、新商品が完成したときにこの言葉を伝えられたとします。

そのときは、新商品への感想を伝えるとよいでしょう。

食べてみてどうなのか、使ってみてどうなのかなどを述べます。

いろいろと苦労をしていたならば、その苦労をねぎらう言葉をかけるとよいかもしれません。

まとめ

この言葉は、いろいろと試しながら何かを行っているとき、行ったときに用いるものです。

手探りで物事を行っていく場面があると思います。

そのような場面で使うことができる言葉です。