「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」とは? ビジネス用語【一語】

本記事では「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」のフレーズのビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説します。

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」とは?意味

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」のフレーズにおける「本メール」「この電子メール」との意味です。

次の「行き違い」「すれ違い」といった意味の言葉です。

また「お振込み」「銀行振り込み」に敬意を表す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。

そして「いただく」「もらう」の謙譲語で、「おりましたら」「いる」の謙譲語Ⅱ(丁重語)の「おる」に、丁寧語「ます」、さらに仮定を表す「たら」が付けられた表現です。

以上より、このフレーズは「この電子メールとすれ違いで銀行振り込みをしてもらっていたら」といった意味の丁寧な敬語表現となります。

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」のフレーズは、約束の期日に繰り込みが確認できない場合に、振り込みを催促するメールで使われるものです。

最初に期日が過ぎているが振込されていない旨を伝え、もしかすればこのメールを読まれる時にはすでに振込されているかも知れないので、その場合は申し訳ないといった気持ちを伝える文章として使われます。

したがって、このフレーズの後ろには「申し訳ございません」「お詫びいたします」と謝罪する言葉が続けられるのが一般的です。


「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」を使った例文

・『本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら、お詫び申し上げます』
・『本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら、恐縮に存じます』

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」の返答や返信例

このフレーズの返信としては、振り込みを忘れていて、メールを見て思い出した場合には「申し訳ございません、完全に失念しておりました。

至急振り込みをいたします」
等とし、また行き違いで振り込みを済ませていた場合は、「遅くなって申し訳ございません。

先程、振り込みを完了しました」
等とすれば良いでしょう。

まとめ

「本メールと行き違いでお振込みをいただいておりましたら」のフレーズは、「この電子メールとすれ違いで銀行振り込みをしてもらっていたら」といった意味の丁寧な敬語表現となります。

期日を過ぎた振り込みの催促をする際によく使われるフレーズです。