この記事では「問題ないそうです」について解説をします。
「問題ないそうです」とは?意味
困ったことはないようだ、という意味です。
「問題」には、解決すべき事柄、厄介な事柄という意味があります。
「ない」は存在しないという意味です。
「そう」は伝聞の意を表します。
問題ないということを誰かから聞いているということです。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現で、相手に対して改まった気持ちを表します。
「問題ないそうです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄は問題ないと話し手が誰かから聞いており、それを報告するときに用います。
たとえば、他社に商品を届けてもらえるようにお願いをしたとします。
すぐにそのものが必要なので、明後日までに届けて欲しいです。
そのことをAさんから他社のBさんに伝えました。
Bさんの方で対応できるようで、明後日に品物を届けてくれることになりました。
このことをAさんから上司などに報告するときに、このような表現を用います。
「そうです」は伝聞の意を表しています。
つまり、誰かから「問題ない」と聞いているのです。
話し手自身がその物事を実際に見て、問題ないと判断をしたのではありません。
自分が実際に見ているならば、問題ないと断言できるでしょう。
その場合は「問題ありません」「問題ございません」という言い方をします。
問題ないとだけいわれても、物事によっては聞き手はそれを信じられないかもしれません。
そのため、なぜ問題がないといえるのか、その根拠も説明するようにします。
根拠を説明すれば納得ができ、問題ないと安心できることでしょう。
「問題ないそうです」を使った例文
・『○○に関しては問題ないそうです』
「問題ないそうです」の返答や返信例
困ったことは起こっていないので、物事を進めてもらっているときは、そのまま進めてもらうことになるでしょう。
「そのまま進めてください」などの言葉を返します。
物事の進行状況については、もう少し詳しく聞いてみた方がよいかもしれません。
順調に進んでいると思っても、よく話を聞いてみると、実はやり方を変えた方がよい部分があるかもしれません。
問題ないといわれたからと安心せず、詳しい話を聞くようにしましょう。
なぜ問題がないといえるのか、その根拠を尋ねることもあります。
根拠がはっきりすれば、問題ないと安心できます。
まとめ
この言葉は、困った事柄は起こっていないと誰かから聞いて、それを別の誰かに伝えるときに用いるものです。
「そうです」と伝聞の形になっているので、話し手が実際に見たのではなく、誰かから聞いています。
誰かから聞いたことであっても、報告が必要であると判断したら上司などに伝えましょう。