この記事では「代表者様」について解説をします。
「代表者様」とは?意味
法人・団体、多数の人などの代わりに、その意思を他に表し示す人を敬う言葉です。
「代表」には、法人・団体、多数の人の代わりに、その意思を他に表し示すことという意味があります。
「者」は人という意味です。
医者、患者、読者などの使われ方をします。
「様」は、人を表す言葉、人の名前、団体名などについて、その人などに尊敬の意を表す言葉です。
つまり、この言葉は代表をする人を敬う言葉なのです。
「代表者様」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、代表をする人を敬って使用をします。
代表の人に出てきてもらうときに使うことがあります。
たとえば、表彰式のときです。
表彰をするときに、団体などに属する人すべてが壇上に上がるわけにはいきません。
すべての人が壇上に入りきらなかったり、移動に時間がかかってしまったりするからです。
そこで、表彰をするときはその団体などを代表する人に出てきてもらうことが一般的です。
その人を呼ぶときにこの言葉を使用します。
「様」を使わず「代表の方」という言い方をすることもあります。
「方」は人を指して敬った言い方をするときに使う言葉です。
「女性の方」「お待ちの方」のような使い方をします。
郵便物などを送るときに、代表の人の名前がわからないこともあるでしょう。
そのようなときにこの言葉を使用することはありません。
名前を調べられるときは、調べてその人の名前を宛名として書くようにしましょう。
団体名などを書くこともあります。
「様」を使ったときには、「御中」などは使いません。
「代表者様」を使った例文
・『代表者様、お越しください』
「代表者様」の返答や返信例
呼ばれたときは、その場所に行きましょう。
表彰式の場合は、あらかじめ誰が出るのかを決めておきます。
呼ばれてから誰が代表をするのか決めていると、他の人たちを待たせて迷惑をかけてしまいます。
表彰されるかわからなくても、代表を決めておくようにしましょう。
代表の人宛てにメールや手紙などが届くことがあり、そこにこの言葉が書かれていることがあります。
そのときは、代表の人にそれを読んだり受け取ったりしてもらいたいものなので、その人が読んだりしてください。
書かれている事柄が他の人に伝える必要があるものだと判断をしたら、それを伝えましょう。
まとめ
この言葉は、代表の人を敬っていう語です。
表彰式などで団体などを代表する人に出てきてもらいたいときに使用されています。
その人の名前がわかっているときは、名前を伝えるようにしましょう。
場面を考えて使う必要があります。