「行っておりますが」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「行っておりますが」とは?
これは、「行っているが」という内容を敬語で表した言葉です。
「行く」は、ある地点からある地点まで移動する行為を示します。
これを「行っている」にすれば、現在進行形になるのです。
つまり、「行く」という行為が今も続いている様子を、ここでは表現しています。
そして「行っております」にすれば、敬語を使った表現になるのです。
なお、ここで使っているのは謙譲語と丁寧語になります。
これを組み合わせて、語尾を変化させているのです。
さらに、「が」が逆接を表します。
これを最後に付け加えると、この後に相反する内容を述べるものと推察できるのです。
これらのことから、この言葉が「行っているが」という内容を敬語で表したものであると分かるのです。
「行っておりますが」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、訪問先から電話があったとします。
それは、到着が遅いがどのような手段で移動しているのかという内容の電話だったのです。
このような状況で、「電車で行っておりますが、目的地にはまだ着きません」と言うとよいでしょう。
これによって、行っているということを、敬語で伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「行っておりますが」の表現方法に注意するべきです。
これは「行っていますが」と言い換えれば謙譲語を使わない形にできます。
また、「行っているのですが」と置き換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「行っておりますが」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前後に適切な言葉を付け加えると、自然な使い方にできるのです。
・『担当者が目的地に行っておりますが、解決目処が立たないようです』
・『今も現場に行っておりますが、上手く進んでいない様子でした』
・『今日も客先に行っておりますが、間もなく帰ってくるでしょう』
「行っておりますが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「行っておりますが」の類似表現
これの類似表現として、「行っているのですが」が挙げられます。
「行っておりますが」と「行っているのですが」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「行っておりますが」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「行っていますが」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、「行っているが」という内容を敬語で表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。