「ご奮闘ください」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「ご奮闘ください」とは?
はじめに「ご奮闘ください」の意味を解説していきます。
「奮闘」は「ふんとう」と読み、「ふるい立って戦うこと」を意味する言葉です。
これに「ご」を付けて、「ご奮闘」とすることで、丁寧な表現にしています。
また、この言葉に非常によく似た表現には「ご健闘」があります。
こちらは「よく頑張って戦う」との意味を持ちます。
これらのことから「ご奮闘ください」は、「ふるい立って」という表現が適切な場面で、「ご健闘」とは使い分けて使用される言葉だといえるのです。
これらのことから「心配だと思う」という内容を、丁寧な言葉で表現したのが「ご奮闘ください」だと言えるのです。
「ご奮闘ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ご奮闘ください」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが社内のイベントで、ゲームの司会者だったとします。
ゲームは、各自がスマホで実施します。
会場を盛り上げるためにも、あなたは「それではみなさん、ご奮闘ください」と、声をかけるとよいでしょう。
「ご健闘ください」よりも、「ご奮闘ください」のほうが、会場を焚きつける効果があるはずです。
この言葉を使う場合の注意点は、「ご健闘」と「ご奮闘」を使い分ける判断です。
これには、正確なルールはありません。
しかし、ご奮闘のほうがカジュアルな場面にフィットしやすいとは言えるでしょう。
「ご奮闘ください」を使った例文
ここでは「ご奮闘ください」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、単独でも使用できますし、冒頭に説明を加える使用方法も可能です。
状況に応じて柔軟に使い分けるとよいでしょう。
・『ご奮闘ください』
・『会場のみなさま、ぜひご奮闘ください』
・『チーム一丸となって、ご奮闘ください』
「ご奮闘ください」の類語や敬語での言いかえ
それでは「ご奮闘ください」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「ご奮闘ください」の類似表現
まず「ご奮闘ください」の類似表現について解説します。
「ご奮闘」は「ご健闘」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「ご奮闘ください」の敬語表現
つぎに「ご奮闘ください」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「ご奮闘願います」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「ご奮闘ください」は、相手に対して「奮い立って戦う」ことを促すフレーズです。
類似の「ご健闘」との使い分けの判断は難しいですが、あまり気にせずに使用して問題はないでしょう。