「ご指名いただきありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご指名いただきありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「ご指名いただきありがとうございます」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ご指名いただきありがとうございます」とは?意味

「ご指名いただきありがとうございます」「目上の人や取引先から、自分や自社を名指しである重要な役割をしてもらいたいと言われた時にお礼を述べる丁寧な表現」という意味です。

相手から、あることを自分、または自分の会社にして欲しいと直接名前を出して頼まれた時の表現です。

「ご指名いただきありがとうございます」の成り立ちや使われるシーン

「ご指名いただきありがとうございます」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。


「ご指名いただきありがとうございます」の成り立ち

「ご指名いただきありがとうございます」「ご指名+いただき+ありがとう+ございます」で成り立っています。

「ご」は相手の動作を敬う接頭辞、「指名」「名をあげてその人に定めること」という意味、「いただき」は動詞「もらう」の連用形「もらい」の謙譲語、「ありがとう」は形容詞「ありがたい」の連用形、「ございます」は動詞「ある」の丁重語「ござる」の丁寧語です。

尊敬語と謙譲語、丁寧語が使われているので、目上の人に使えます。

「ご指名いただきありがとうございます」が使われるシーン

「ご指名いただきありがとうございます」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、他の会社から自分の会社と取引したい、行動で事業をしたいとアプローチがあった時です。

2つ目は、社内で上司から責任ある仕事を「君しかいない」と任された時です。

3つ目は、取引先から自分の会社の担当にして欲しいと上司に名指しで言われた時です。

4つ目は、ホストクラブなど接客サービスで、お客から指名された時です。

「ご指名いただきありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方

「ご指名いただきありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『ご指名いただきありがとうございます、力の限りを尽くして頑張ります』

社内で大きなプロジェクトや取引などを任された時に使われます。

『ご指名いただきありがとうございます、是非とも貴社のお役に立てる様に社員一同努力いたします』

大企業から是非自分の会社とコラボしたい、と名指しで伝えてきた時に使われます。

「ご指名いただきありがとうございます」の類語や言いかえ

「ご指名いただきありがとうございます」の類語や言いかえは以下の通りです。

「ご指名いただき大変光栄に存じます」

相手から指名されて非常に誇りに思っている時に使われます。

まとめ

今回は「ご指名いただきありがとうございます」について紹介しました。

「ご指名いただきありがとうございます」「目上の人から名指しされてお礼を述べる時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。