この記事では「早急に対応いたしますので」について解説をします。
「早急に対応いたしますので」とは?意味
すぐに適切な行動をとります、という意味です。
「早急」は、非常に急ぐこと、またそのさまをいいます。
「対応」は、そのときの状況にあわせて物事をすることです。
周りとのつり合いを考えて物事を行うことをいいます。
「いたし」は「する」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表します。
「ので」は、この後に伝える事柄の理由・原因・根拠などを表す言葉です。
「早急に対応いたしますので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側がすぐにでも対応をするときに用います。
この言葉を伝えたら、すぐに行動をはじめます。
「ので」を使っているので、この後にまだ伝えたいことがあります。
対応をするとだけ伝えたいのなら、「いたします」で言葉を切ります。
「ので」で言葉を切ってしまうと「まだ何か言いたいのかな」と相手に疑問を持たせてしまうので、ここで言葉を切らないようにしましょう。
この言葉が敬意を表す言い方をしているので、後に続く言葉も敬意を表す言い方にします。
たとえば、こういった場面で使用をします。
ある企業では、お客様相談窓口を設けています。
ここにお客さまからの電話やメールがあれば、担当者がすぐに適切な行動をとります。
たとえば、この会社が販売する機械がうまく動かないと連絡があれば、どうすればうまく動くようになるのか適切な方法を教えます。
教えるのに時間はかからず、相手を待たせることはありません。
すぐに対応をするのです。
こういった場面で使うことができます。
「早急に対応いたしますので」を使った例文
・『早急に対応いたしますので、窓口にご相談ください』
「早急に対応いたしますので」の返答や返信例
この後に何が伝えられるのかによって返す言葉が変わります。
「問い合わせてください」と多くの人に伝えているなら、何かあったときに問いあわせをするとよいでしょう。
何もなければ何もしなくてよいです。
困ったこと、聞きたいことがあったときに問い合わせをしてください。
対応が終わるまで待ってくださいと伝えてきているなら、対応が終わるまで待っていましょう。
すぐに行動をしてくれるはずなので、対応はすぐに終わるはずです。
対応の仕方で聞きたいことがあるなら尋ねてください。
このように対応をして欲しいとあるなら、伝えておくとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手側がすぐに対応をする場面で用います。
「ので」で言葉を切ると「何かあるのかな」と疑問を持たせてしまうので、「いたします」で言葉を切るか、後に言葉を続けるようにしましょう。
