この記事では「実践してまいります」について解説をします。
「実践してまいります」とは?意味
実際におこなっていきます、という意味です。
「実践」には、考えや知識などを実際に行うことという意味があります。
「実」は、そらごとではない、本当の、「践」は実行するという意味を持つ漢字です。
このことから「実践」には、本当に行うという意味があることがわかります。
「まいり」は「まいる」のことで、「行く」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表す語です。
「実践してまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が何かを実際に行うつもりであるときに用います。
よいと思う事柄を実際に行う場合に用い、悪いと思う物事を行うときには用いません。
そもそも、悪いと思う事柄は実際に行うのは控えが方がよいでしょう。
たとえば、Aさんの仕事の仕方は効率が悪いとします。
それを上司は気にしていて、「こうするとよい」とアドバイスをしました。
上司からもらったアドバイスを、Aさんは実際に行っていきたいと考えています。
その気持ちをこのような言葉で表現します。
丁寧な表現をしているので、目上の人に述べても失礼にはなりません。
この言葉を伝えたなら、実際に行動をしましょう。
行動が伴わないと、口だけの人だと思われてしまいます。
行動が伴わないことが何度もあると信頼を失いかねません。
やるといったからには、実際に行動をしてみましょう。
実際にやってみて、あまりよくない方法だと思ったならば、それをやるのをやめればよいのです。
はじめたらずっと行わないといけないわけではありません。
よいものだと思ったら続けるとよいです。
「実践してまいります」を使った例文
・『○○の徹底を実践してまいります』
・『ご指摘いただいたことを実践してまいります』
「実践してまいります」の返答や返信例
自分が上の立場ならば、「頑張るように」と励ますとよいでしょう。
何かをやろうと意欲を持っているので、その気持ちを肯定するような言葉をかけます。
相手の意欲を肯定することで、頑張ろうという気持ちが高まることでしょう。
相手がやろうとしていることが望ましくないものならば、それを行うことをとめます。
やろうとしていることをとめられて、相手は不快になるかもしれません。
そのため、なぜやらない方がよいのか理由も伝えます。
理由がわかれば納得をしてくれて、行動に移すのをやめてくれることでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手が何かをしようとしている気持ちを表すものです。
よいと思う考えなどを実際に行うときに用います。
このように伝えたならば、実際に行動をしましょう。