この記事では「青ざめる」という言葉について説明していきます。
「青ざめる」とは?
ネガティブな方向性のショックを受けて血の気が引いてしまい、顔が青くなってしまうという意味の言葉です。
比喩表現ではなく本当に顔に青みを帯びてしまうこともあります。
冷や汗をかくなどの方向性をさらにネガティブに進めていった言葉ということが出来るでしょう。
青ざめる事自体は全く理想的ではなく、ない方が良いとすら言えます。
「青ざめる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「株価の下落を聞いて青ざめる」というようにネガティブな方向で使われるのが基本です。
「この話を聞くとみなさん青ざめると思います」という使い方では聞いた人が共通にショックを受けてしまう話ということになります。
ビジネスでは悪い結果などと結びついて使われることが多いと言えます。
パーソナルなことではパソコンのクラッシュなど、全体的には会社が傾く、警察沙汰になってしまうことなどが含まれます。
接客においては言葉がネガティブであるためほとんど使われず、株価の下落の反応で使うことはなくはないといえます。
お化け屋敷などスリルを味わう施設の紹介で使わなくはないともいえます。
「青ざめる」を使った例文
・『株価の下落は多少は予想していたが、ここまでとは思わず青ざめる事になった』
想定以上のネガティブなショックを受けている例文です。
・『風呂に入る前にスマートフォンを落としたことに気がついて青ざめる』
平常時からの落差や対処がすぐにできないことに関しても青ざめる条件と言えます。
・『相手チームのメンバーにコーチまで青ざめる』
野球ではで凄い相手チームだったという使い方になるため草野球などの使い方になると言えます。
「青ざめる」の類語や言いかえ
「真っ青になる」「血の気が引く」「生気がなくなる」などが類語として挙げられます。
一時的なものとも言えるため「元気がなくなる」は類語とはいい難いといえます。
「青ざめる」の類語
青くなる、青白くなるなど外見的に変調をきたしている場合も含め、震え上がっているという言葉も遠い意味ではありません。
「青ざめる」の敬語
「青ざめてらっしゃる」「青ざめておられる」などとすることは出来ますが、使う立場の人はかなり少ないとは言えるでしょう。
まとめ
青ざめるという言葉は主にショックを受けてしまって発生する現象で、大金を失うなど、ネガティブなもの、取り返しがつかないものと言うことが中心になります。
宝くじが番号ひとつだけで外れるというケースではマイナスにはなっていないものの、得られると思ったものが得られないという理由で青ざめることはないとはいえません。