この記事では「不勉強な質問で恐縮ですが」という言葉について説明していきます。
「不勉強な質問で恐縮ですが」とは?
初歩的な、簡単な質問をする際のお詫びとしての意味合いが含まれた言葉で、会見や講義の大筋に入らない段階での質問をする際、専門用語などがわからない際に使われる言葉です。
周りの人は知っているかもしれないという状況においても使うことは可能な言葉です。
なおインターネットの会話である場合は自分で調べたほうが早いというケースが多いとも言えるため、基本としては発声して使うケースが多いと言えるでしょう。
インターネット検索が可能なシチュエーションでこの言葉を使うケースは少ないとも言えます。
「不勉強な質問で恐縮ですが」を使った例文
・『不勉強な質問で恐縮ですが「ダイヤ改正」のダイヤとはなんでしょうか?』 この場合は最もと言ってもいい初歩的な質問なのでどうしてもわからず検索ができないケースではこの言葉を使って質問するということになります。
・『不勉強な質問で恐縮ですが、天秤ばかりの重りはなぜピンセットで持つのですか?』この場合もある程度知っているときの質問、あるいは忘れてしまったことに対する初歩的な質問と言えます。
・『不勉強な質問で恐縮ですが、松阪牛とほかの国産牛では何が違うのですか?』 この場合質問相手にとっては非常に常識である質問であるため「不勉強な質問で恐縮ですが」という言葉を使っていますが、一般常識とまでは言えない部分もあります。
「不勉強な質問で恐縮ですが」の言いかえ表現
「不勉強で申し訳ありませんが〇〇は~」〇〇は以降が質問になる言葉です。
「素人質問ですが」「無知で申し訳ないですが」「初歩的な質問ですが」などが言いかえとして使うことができます。
「不勉強ですが〇〇は~」という言い方が最も略した形と言えます。
「不勉強な質問で恐縮ですが」の類似表現
常識的なこと、本来であれば誰でも知っているようなことを聞いて申し訳ないという要素が入っていれば類似表現と言えますが、「簡単な質問ですが」という言葉はニュアンスが異なっているので使えません。
「不勉強な質問で恐縮ですが」の敬語表現
「不勉強な質問で恐縮ですが」の時点で敬語で、「不勉強な質問で申し訳ありませんが」などがやや進めた表現とも言えます。
「無知ですみません」という言葉が敬語の段階を弱めたもので、「知らなくてごめん」あたりが敬語要素を最も抜いたものと言えます。
「不勉強な質問で恐縮ですが」の英語表現
I’m sorry for the unstudied question またはExcuse me for the unstudied questionなどが英語表現と言えます。
まとめ
不勉強な質問で恐縮ですがという言葉はあまり親しい関係では使わず、講義や説明会で使うものとなっています。
インターネット検索できる環境ではこういった質問はしないほうがベターでしょう。