この記事では「採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」について解説をします。
「採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」とは?意味
採用担当の○○という人がいるかと尋ねる言葉です。
「様」は人を表す語や、人名・団体名などについて、その人や団体などに尊敬の意を表します。
「いらっしゃい」は「いらっしゃる」のことで、「行く」「来る」「居る」の尊敬語です。
この場合は「居る」の意味で用いています。
「ます」は敬意を表す語です。
「でしょうか」は「だろうか」を丁寧な表現にしたもので、はっきりしないことを問いかける意を表します。
「採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、採用担当者に電話をかけたときに用います。
就職・転職活動をしているとき、内定への返事をするときに使われます。
メールは特定の人に対して送るものなので、「その人がいるか」とわざわざ尋ねません。
○○様がいるかと尋ねているので、この言葉は電話で伝えるものです。
電話にでるのが、用事がある相手とは限りません。
まず自分が誰であるかを伝え、その後に誰に用事があるのかを伝えましょう。
用事のある相手がいなかったときは、戻ってくる時間を尋ねます。
戻ってくる時間になったら、再度電話をかけてみるとよいでしょう。
担当の者につながったときは、時間があるかを尋ねます。
時間があって話を聞いてもらえるようならば、用件を伝えます。
電話を切るときには、対応をしてくれたことへお礼を述べます。
電話をかけるときには相手の都合を考えて、早朝・始業直後・昼休み・終業間際・深夜などは避けるようにしましょう。
「採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」を使った例文
・『内定の連絡をいただきました、○○と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか』
「採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」の返答や返信例
採用担当者がいるならば「いる」という意を伝えて、その人に電話をかわります。
自分が採用担当者ならば「自分がそうである」と伝えます。
採用担当者が不在のときには不在であることを伝え、戻ってくるであろう時間帯を知らせておきます。
伝言があるようならば、それを受け取ります。
採用担当者に電話をかわった場合、この後に用件が伝えられるので、それに対しての受け答えをします。
まとめ
この言葉は、就職や転職活動のとき、内定をもらったときなどに、採用担当者に電話をかけたときに用います。
電話をかけたならば、まずは自分が誰であるかを伝え、用事のある人がその場にいるかを尋ねましょう。
その尋ねる言葉として用いるものです。