「楽しく拝見しました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「楽しく拝見しました」とは? ビジネス用語【一語】

「楽しく拝見しました」とは?

ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「楽しく拝見しました」とは?

これは、愉快な気持ちで見たということを相手に伝える言葉です。

「楽しく」は、「楽しい」という形容詞が変化したものになります。

そして「楽しい」は、「愉快な気持ちになること」「満ち足りた気持ちになること」を意味する言葉なのです。

なお、「拝見する」「見る」を意味する謙譲語になっています。

ここでは丁寧語を組み合わせた過去形の表現にして、「拝見しました」と表現しているのです。

これらのことから、この言葉が愉快な気持ちで見たということを相手に伝えるものであると分かるのです。

「楽しく拝見しました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点

たとえば、ある企画書を受け取ったとします。

そして後日、関係者に感想を伝えることにしたのです。

このような状況で、「企画書を楽しく拝見しました」と言うとよいでしょう。

これによって、愉快な気持ちで見たということを、上手に伝えられるのです。

この言葉を使うときは、「楽しく拝見しました」の表現方法に注意するべきです。

これは「楽しく拝見いたしました」のように言い換えて使用できます。

ただし、このようにすると二重敬語のようにとらえられるケースもあるのです。

また、「閲覧しました」「見ました」のように、謙譲の意味を含まないような形に置き換える事もできます。

このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。

実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。


「楽しく拝見しました」を使った例文

ここでは例文を挙げています。

このように、前段に拝見した対象を加えると、自然な使い方ができるのです。

・『いただいた資料を楽しく拝見しました』
・『先日のイベントを楽しく拝見しました』
・『アップされた動画を楽しく拝見しました』

「楽しく拝見しました」の類語と敬語での言いかえ

この言葉の類語と敬語を解説していきます。

「楽しく拝見しました」の類似表現

これの類似表現として、「楽しく見ました」が挙げられます。

「拝見しました」「見ました」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。

「楽しく拝見しました」の敬語表現

この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「楽しく閲覧いたしました」に言い換える事が可能です。

なお、この場合は謙譲語の「いたす」を使った表現になっているのです。

まとめ

このように、愉快な気持ちで見たということを相手に伝える場合に、この言葉を使用できると分かります。

ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。