「お目にかかれて嬉しく存じます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お目にかかれて嬉しく存じます」とは?
これは、直接会えたことを嬉しく思うと伝えるための言葉です。
「お目にかかる」は「会う」を意味します。
これは、相手に直接会うような行為を、謙譲語で言い表したものになるのです。
なお、これを「お目にかかれる」にすれば「できる」の意味が加わります。
さらに「嬉しく存じます」は、「嬉しく思います」を謙譲語に置き換えたものになっているのです。
なお、語尾には「ます」を付けて丁寧な印象にしています。
これらのことから、この言葉が直接会えたことを嬉しく思うと伝えるためのものであると分かるのです。
「お目にかかれて嬉しく存じます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物を訪問したとします。
その相手には、以前から会いたいと思っていたのでした。
このような状況で、「本日は、お目にかかれて嬉しく存じます」と言うとよいでしょう。
これによって、相手に会えて嬉しい気持ちを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お目にかかれて嬉しく存じます」の表現方法に注意するべきです。
これは「お目にかかれて幸いです」などに置き換えて使用できます。
また、「お会いできて嬉しく存じます」なども類似表現と言えるでしょう。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お目にかかれて嬉しく存じます」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『皆様に、お目にかかれて嬉しく存じます』
・『ようやくお目にかかれて嬉しく存じます』
・『本日は、お目にかかれて嬉しく存じます』
「お目にかかれて嬉しく存じます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お目にかかれて嬉しく存じます」の類似表現
これの類似表現として、「お会いできて嬉しく存じます」が挙げられます。
「お目にかかれて」と「お会いできて」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お目にかかれて嬉しく存じます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お目にかかれて幸いでございます」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、直接会えたことを嬉しく思うと伝えるために、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
