この記事では「弊社にて精査させていただきます」について解説をします。
「弊社にて精査させていただきます」とは?意味
私の会社で詳しく調べさせてもらいます、という意味です。
「弊社」は、自分が属する会社をへりくだっていう語です。
「にて」は場所を表します。
「会場にて」「本社にて」のような使い方をするものです。
「精査」は詳しく調べることをいいます。
内容を明らかにするために、細かな部分にまでわたって詳しく調べることをいいます。
「させていただき」は、相手に許しを求める気持ちを込めて、相手に敬意を表す言葉です。
「ます」は敬意を表します。
「弊社にて精査させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを話し手の会社が属する会社で詳しく確かめてはっきりさせるときに用います。
詳しく調べるといっても、それを自分の会社で行うこともあれば、外部に頼むこともあります。
この場合は話し手が属する会社で調べることになっており、外部ではないという意味も込めて「弊社にて」という表現を用いています。
調べるために何かを送ってもらったときには、送ってくれたことへお礼を伝えます。
たとえば、調べるための書類を送ってくれたといった場合です。
「精査させて〜」は「調べさせて〜」と言い換えることができます。
「させていただきます」は許しを得るとき、それによって恩恵を得るときに用いる言葉です。
精査をするのに相手の許しは必要ないでしょう。
許しを得る必要のないときには、「〜いたします」とします。
「いたし」は「する」の謙譲語で、この表現でも相手に敬意を表すことができます。
終わったときにはその結果を伝えましょう。
「弊社にて精査させていただきます」を使った例文
・『○○のご提出をありがとうございます。弊社にて精査させていただきますのでしばらくお待ちください』
「弊社にて精査させていただきます」の返答や返信例
この言葉に返信をする必要はありません。
しかし、返信をしておくと丁寧な印象があります。
その行為を行ってくれることに対してお礼を伝えるとよいでしょう。
「お願いします」と伝えるのもよいです。
この後にあるものを調べてくれます。
調べる作業が終わったら連絡をくれるはずなので、それまで待っていましょう。
調べた結果を早く知りたいかもしれませんが、結果を尋ねるために何度も連絡をすると、相手の時間を奪ってしまい迷惑になります。
頻繁な連絡は控えることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、話し手が属する会社で調べるという意味です。
相手の許しを得る表現をしています。
その必要がある物事がでてきたときには、このような言葉を使ってみてください。