「利用していました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「利用していました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「利用していました」について解説をします。

「利用していました」とは?意味

使っていました、という意味です。

何かを使っていたのは話し手側の場合もあれば、他人の場合もあります。

「利用」には使うことという意味があります。

その物の機能や性能を十分に発揮させて、役に立つように使うことをいいます。

「して」「し」「する」のことで、動作や行為を行うという意味です。

「まし」「ます」のことで、敬意を表す語です。

「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。

「利用していました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側が何かを使っていたことを伝えるために用います。

「ました」と過去の形になっているので、使っていたのは過去のことで、現在はそのものは使っていません。

現在も使っているのであれば、「利用しております」という言い方をします。

また、この言葉は「利用しておりました」とした方が丁寧です。

「ている」を丁寧な形にすると「ております」になります。

これを過去の形にすると「ておりました」です。

調査をして、「他の人たちが使っていた」と報告するときにも使用できる言葉です。

たとえば、レンタルスペースをどれくらいの人が使っているかを調べたとします。

調べたところ、100人中40人の人が使った経験があることがわかりました。

これを「100人中40人がレンタルスペースを利用していました」と表現できます。

このような形で調査をした内容を報告します。

「利用していました」の前に、何を使っていたのかを表す言葉がきます。


「利用していました」を使った例文

・『学生時代に○○を利用していました』
・『通勤に自転車を利用していました』

「利用していました」の返答や返信例

何を利用していたのか、どのような状況なのかによって、返す言葉が変わります。

雑談の中で、話し手自身が何かを使っていたという話が出たのなら、相槌をするとよいでしょう。

相槌をすることで話を聞いていることが伝わります。

余計なことを挟まずにいれば、相手は話を続けてくれます。

調査をして、これくらいの人があるものを使っていたと報告を受けた場合は、その報告内容に関して言葉を返したり、報告をしてくれたことへお礼を伝えたりします。

たとえば、我社のサービスをこれくらいの人が使っていましたと報告を受けたならば、その結果から次の行動を考えます。

まとめ

この言葉は、話し手自身が過去に何かを使っていたことを伝えたり、他の人たちが何かを使っていたことを報告したりするときに用います。

過去の形の表現をしているので、使っていたのは過去のことです。