「ご活躍をお祈りしています」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご活躍をお祈りしています」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご活躍をお祈りしています」について解説をします。

「ご活躍をお祈りしています」とは?意味

ますます活動することを応援しているといった意味です。

頑張って欲しい気持ちや応援している気持ちを表しています。

「ご活躍」「活躍」「ご」をつけて、相手を敬う表現にしたものです。

「活躍」には、すばらしい活動をすることという意味があります。

「ご」は、他人の行為を表す語について、その行為をする人に対して尊敬の意を表します。

活躍するのは聞き手で、聞き手に対して敬意を表しています。

「お祈り」「祈る」「お」をつけています。

「祈る」は願うことです。

「お」は動詞の連用形について、その下に「する」を添えた形にすると、謙譲の意を表し、その行為が及ぶ相手を敬います。

また、名詞について丁寧に表現する気持ちを表すものでもあります。

「ます」は敬意を表す語です。

「ご活躍をお祈りしています」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、主に新年のあいさつや、昇進・異動をする人に対して使用されます。

たとえば、自分の上司が異動をすることになったとします。

異動先はこれまでの環境とは違い、わからないことがたくさんあるかもしれません。

最初は苦労をすることでしょう。

そのような環境でも頑張って欲しいという気持ちを部下は持っています。

目上の人に対して「頑張ってください」「応援しています」というのは失礼なので、他の表現を用います。

そういったときに、応援する気持ちや頑張って欲しい気持ちを伝えるために、このような言葉を用います。

「お祈りしています」の部分ですが、「お祈り申し上げます」とすることもあります。

「申し上げる」「言う」の謙譲語です。


「ご活躍をお祈りしています」を使った例文

・『益々のご活躍をお祈りしています』

「ご活躍をお祈りしています」の返答や返信例

応援してくれているので「ありがとう」の意を伝えるとよいでしょう。

昇進や異動をする場合、これからのことに不安を抱えることもあると思います。

しかし、応援してくれている人に対して弱音を吐くようなことはしません。

頑張ろうという意欲を見せたり、前向きな姿勢を見せたりすることで、相手は安心することができます。

この場合は、なるべく前向きな言葉を返すことが望ましいです。

年賀状に記載されていた場合は、まだ出していない場合はこちらからも年賀状を出します。

まとめ

この言葉は相手を応援するものです。

目上の人に対して「応援しています」は失礼なので、このような他の言葉を用いて気持ちを表します。

年賀状のあいさつとしても使われるもので、覚えておくと役立つことでしょう。