みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」とは?
「詳しい説明」とは、その物事についての内容や仕組みを具体的な言葉や資料を用いて伝えることを意味する言葉です。
「下記」は、ある内容から下に書き記し伝えることを意味し、「記書き」と呼ばれる様式で記載される場合もあります。
「URL」とは、「Uniform Resource Locator」の略で、webサイト等の情報が置かれている位置を示すものです。
「URL」はその位置情報にリンクされ、クリックすることで情報を表示させることができます。
「ご覧いただけます」は「見られます」を改まった丁寧な言い方にした言葉です。
つまり、「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」とは、「具体的な内容については、その先のURLリンクをクリックして見ることができます」といったニュアンスを、丁寧な敬語表現で伝えた言い方です。
「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」の使い方や注意点
ビジネスシーンにおいて、より具体的な商品のPRや企業紹介などをする際に、インターネットサービスを活用して相手に確認して欲しい場面で使われているのが「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」といったフレーズになります。
スマホやパソコン等などからwebサイトやメールを通じてURLを相手に案内し、リンクをクリックしてもらうことで詳細情報を見てもらうことを促しています。
この言葉を使う上での注意点としては、URLリンクをクリックするかどうかは相手の考えしだいであることが挙げられます。
この言葉に強制力はなく、あくまで“お知らせ”や“ご案内”の域を出るものではないからです。
ですから、URLをお知らせする前の段階、つまり、ファーストコンタクトにいかに興味をもってもらえるかが重要なわけです。
そのためには、魅力的な言葉や表現で相手を惹きつける工夫が必要と言えるでしょう。
「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」の言い換え
・『詳しい説明はリンクをクリックしてご確認ください』
・『以下のリンクから詳細をご確認いただけます』
・『下記リンクより資料のダウンロードができます』
・『商品の詳細は下記リンクよりご確認願います』
・『案件の詳しい情報は下記URLで確認できます』
・『詳しい内容は〇〇で検索してください』
・『続きはwebを見てね』
URLをクリックしてもらうことができなければ、次のアクションが起きないことが分かります。
一手目の概要説明から、如何に相手の興味や注意を促すかが大切になります。
まとめ
いかがでしたか。
「詳しい説明は下記URLよりご覧いただけます」は、不特定多数の相手に情報を共有できる便利さはあるものの、クリックするかどうかは相手しだいといった難しさもあります。