この記事では「先日行われました〇〇でご挨拶をいたしたものでございます」について解説をします。
「先日行われました〇〇でご挨拶をいたしたものでございます」とは?意味
自分が誰であるかを伝える言葉です。
先日は、近い過去のある日を指します。
「行われました」の「た」は、動作や作用などが過去に行われた意を表します。
「ご挨拶」は「挨拶」を敬意を表す形にしたものです。
他人に対する行為を表す語に「ご」をつけると、その行為が及ぶ人に敬意を表す形になります。
「いたし」は「する」の謙譲語です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「先日行われました〇〇でご挨拶をいたしたものでございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に用事があってメールや電話をするときに主に使用をします。
メールや電話では、まず自分が誰であるかを伝えるのがマナーです。
この言葉は自分の名前を伝えていません。
「〇〇」の部分には、行われた事柄の名前が入ります。
たとえば、「販売会」「説明会」などです。
「〜ものでございます」といわれても、聞き手は何人もの人と挨拶をしており、誰なのかわからないでしょう。
「あの人かもしれないし、この人かもしれない」と考えるかもしれません。
「もの」という言い方をするのではなく、この部分では自分の名前を伝えます。
会社名や部署名も一緒に伝えてください。
自分ではわかっているつもりでも、聞き手は理解できていないことがあります。
誰であるかを伝えるときには、会社名や自分の名前をはっきりとわかるように伝えましょう。
「先日行われました〇〇でご挨拶をいたしたものでございます」を使った例文
・『先日行われました〇〇でご挨拶をいたしたものでございます。○○の開催のお知らせです』
「先日行われました〇〇でご挨拶をいたしたものでございます」の返答や返信例
この言葉とともに用件が伝えられるはずなので、その内容に対して返答をします。
どのような言葉を返すかは、伝えられている事柄によって変わります。
仕事の依頼であれば、引き受けることができるのか、できないのかを答えます。
こういった商品がありますと紹介をされたならば、その商品について考えてみるとよいでしょう。
購入することでメリットがありそうなら購入の意志を伝え、購入するつもりがないなら断ります。
断る際には、「申し訳ありませんが」など一言あると柔らかく伝えられます。
まとめ
この言葉は、自分が誰であるかを伝えるものです。
この表現では「どの人なのだろう」と思われてしまう可能性があるので、「斎藤でございます」などわかるように伝えましょう。