「間違ってご案内しておりました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「間違ってご案内しておりました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「間違ってご案内しておりました」について意味や使い方を解説をします。

「間違ってご案内しておりました」とは?意味

もともと伝えようと思っていたこととは違うことを知らせていた、という意味です。

「間違っ」「間違う」のことで、もともとそうである状態とは異なるという意味があります。

「ご案内」「案内」を敬意を表す形にしたものです。

「案内」には、様子などを知らせることという意味があります。

「入学案内」のような使い方をするものです。

「ておりました」「ていた」の丁寧な表現です。

「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。

つまり、すでに知らせをしているということです。

「間違ってご案内しておりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、間違ってある事柄を伝えてしまったときに用います。

催し物のお知らせについてで説明をします。

話し手側が催し物を行うことになりました。

多くの人に訪れて欲しいので、他社の人たちに知らせをしました。

しかし、その知らせの中身が本来のものとは異なっていました。

本当は10月1日に開催されるのですが、10月10日と伝えてしまったのです。

日にちが違えば、催し物が開催されていない日に人が訪れてしまいます。

間違いは訂正しなければなりません。

そこで、これを伝えます。

違った事柄を伝えたことで相手に不都合を与えているので、謝罪の言葉も伝えます。

一度伝えた事柄を見返すことは少ないでしょう。

しかし、見返してみると正しくない情報が含まれていたということもあります。

万が一のことも考えて、送った後にも見返してみるとよいでしょう。

また、この言葉は相手からの指摘を受けたときにも使用できます。

相手から指摘されたときも、その情報を確かめてください。


「間違ってご案内しておりました」を使った例文

・『先ほど気がついたのですが、間違ってご案内しておりました。申し訳ありません』

「間違ってご案内しておりました」の返答や返信例

伝えてきている部分を確認してください。

その内容を理解できたならば、「わかりました」の意を伝えます。

何か開催される事柄の場合は、すでにスケジュールに書き込んでいる人もいることでしょう。

その情報は正しくないので、書き込んだものを訂正してください。

催し物に一緒に行く人がいるならば、その人にも知らせをします。

お互いのスケジュールをうまく調整してください。

まとめ

この言葉は、本来伝えるべきものとは違ったものを伝えてしまったときに用います。

誤った情報をそのままにしていると、その情報を受け取った人が困った事態になります。

できるだけ素早い行動が求められます。