この記事では「皆様方とお会いできたこと」について解説をします。
「皆様方とお会いできたこと」とは?意味
そこにいる人やかかわりのあった人全員と会えて、という意味です。
「皆様」は、そこにいる人やかかわりのある人全員を敬っていう語です。
人を表す語に「様」をつけると、その人に尊敬の意を表す形になります。
「方」は人を表す名詞について、複数の人に尊敬の意を表します。
「お会い」は「会う」の連用形の「会い」に「お」をつけて、相手に敬意を表す形にしたものです。
「皆様方とお会いできたこと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が退職をするときに使うことが多いです。
退職をするときに、同じ部署の人たちの前であいさつをすることがあります。
複数の人を前にするので「皆様」と複数を表す言葉を使用します。
この言葉の場合は「皆様方」と「方」をつけて、さらに敬意を表す形にしています。
そこにいる人たちと出会ったことで、何か得るものがあったはずです。
その得たものは今後の人生に役立つことでしょう。
そういった出会いがあったのは、ありがたいことだといえます。
そこで、この言葉の後には感謝や喜びを表す言葉が続きます。
個人的にあいさつをするのであれば、「皆様方」という表現はしません。
このような表現を使用すると、メールや手紙の場合は複数の人に宛てていると思われてしまいます。
個人的に非常にお世話になった人がいるのなら、その人個人に対してあいさつやお礼をするようにしましょう。
特別にお世話になっているので、特別にその人だけにあいさつやお礼をするのです。
「皆様方とお会いできたこと」を使った例文
・『皆様方とお会いできたことをうれしく思います』
・『皆様方とお会いできたことに感謝しております』
「皆様方とお会いできたこと」の返答や返信例
退職のメールをもらっているときは、返事をする場合としない場合があります。
メールの一斉送信で形だけの場合は返事を出す必要はありません。
個人宛であるとき、これからもかかわりが続くときは返事を出します。
新しい事柄に挑戦していくので、それを応援する言葉をかけるとよいでしょう。
退職理由や転職先のことについては触れないようにします。
聞かれたくない事柄もあるので配慮をしましょう。
返事は早めに出すようにします。
退職間際にメールが送られてくることが珍しくなく、遅くなると読んでもらえない可能性があります。
まとめ
この言葉は、話し手が退職をする際に使うことが多いです。
そこにいる人たちと会えたことに感謝をしたり、喜んだりしている気持ちを表すために伝えます。
お世話になった人にはあいさつをするようにしましょう。
