この記事では「都合のつく日を月末までにご返事いただければ幸いです」について解説をします。
「都合のつく日を月末までにご返事いただければ幸いです」とは?
不都合のない日を今月の終わりまでに伝えてもらえるとありがたい、という意味です。
「都合のつく日」は、何かをするのに支障のない日という意味になります。
「月末」は月の終わりのことです。
1か月が31日まである月なら31日を、30日までである月なら30日を指します。
2月は28日であったり、29日であったりします。
「まで」は事柄が及ぶ時間的な範囲を表します。
「ご返事」は「返事」を尊敬の意を込めた言い方にしたものです。
「ご」をつけて、その行為をする人に敬意を表しています。
「いただけ」は「もらう」の謙譲語です。
「ば」は仮定の意を表します。
「都合のつく日を月末までにご返事いただければ幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は日程調整をするときに用います。
都合がよい日を知りたいとだけ伝えても、返事をもらえない可能性があります。
忙しくて返事を出すのを忘れてしまう、返事はしなくてよいと思ってしまうなどの理由でが考えられます。
そういったことを防ぐために、いつまでに返事を出すようにと伝えておくようにします。
この言葉の場合は「月末までに」と期限を伝えています。
この言葉を使っている月の終わりを指しているとたいていはわかりますが、翌月の月末などと解釈してしまう可能性がないとはいえません。
「7月31日」など具体的な日付を伝えておくと間違いを防げます。
「幸いです」は「そうしてください」という意を伝えるには弱いです。
返事をもらわなければならないなら、「〜お願いします」などとした方がよいでしょう。
この形でも丁寧なので失礼にはなりません。
「都合のつく日を月末までにご返事いただければ幸いです」を使った例文
・『お忙しいところ恐れ入りますが、都合のつく日を月末までにご返事いただければ幸いです』
まとめ
何かをするのに差し支えがない日を伝えてください。
月末までに伝えれば問題ありません。
しかし、返事は早い方がよろこばれます。
早めに返事を出せば、相手は日程を調整しやすくなるでしょう。
伝える日時は複数あるとよいです。
複数あれば、その中から相手にとっても支障ない日を選びやすくなります。
この言葉は、聞き手と一緒に何かをするために、聞き手と日時をあわせるために用います。
いつも同じ伝え方では形ばかりのように感じられてしまうので、いくつかのパターンを考えておくとよいでしょう。