「垂涎ものの」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「垂涎ものの」とは? ビジネス用語【一語】

「垂涎ものの」というビジネス用語の意味・使い方・類語・英語を分かりやすく解説します。

「垂涎ものの」とは?

「垂涎ものの」とは、「非常に強い欲望の対象になっていること」を意味しているビジネス用語です。

「垂涎ものの」に使われている「垂涎」という名詞の言葉は、「よだれ(涎)が垂れること・よだれが垂れるほどに欲しい(食べたい)さま」といった意味を持っています。

「垂涎ものの」というのは、「もう我慢できないほどにその対象が欲しいと思っている(求めている)さま」を指している言葉なのです。

「垂涎ものの」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「垂涎ものの」のビジネスでの使い方は、「顧客(見込み客)の非常に強い需要・ニーズがあるさま」を意味して使うという使い方になります。

「垂涎ものの」というフレーズには、「もの凄い需要や人気があるので、販売したらすぐにソールドアウトして売り場から無くなってしまう」といった意味のニュアンスが含まれているのです。

使うときの注意点は、「実際に売れる前から、あまりに人気・需要ばかりを強調しすぎると逆に嘘くさく聞こえてしまうリスク」があることでしょう。


「垂涎ものの」を使った例文

「垂涎ものの」のビジネス用語を使った例文を紹介していきます。

・『マニア垂涎ものの美少女アニメを題材にしたフィギュアを制作していますが、発売開始すると数時間で売り切れることがほとんどです』
・『美術愛好家には垂涎もののシャガールの幻想画であり、普通はこのレベルの絵がオークションに出品されることはありません』
・『スタバが大好きな人には垂涎ものの限定グッズかもしれませんが、私自身はまったく欲しいとは思わない商品です』

「垂涎ものの」の類語での言いかえ

「垂涎ものの」という言い回しの類語での言い換えを紹介していきます。

「垂涎ものの」の類似表現

「垂涎ものの」の類似表現には、以下のような言い回しがあります。

・『渇望している・熱望している』
「垂涎ものの」「これ以上ないほどに強く欲しがっている(求めている)」の意味を持っています。

それとほぼ同じ意味を持つ言葉として、「渇望している(喉の渇きに耐えられないように強く求めている)」「熱望している(熱烈に望んでいる)」を挙げることができます。

・『我慢できないほどの』
「垂涎ものの」という表現は、「これ以上は我慢できないレベルで非常に強く求めているさま」を意味しています。

「垂涎ものの」の英語表現

・『aspire』
「とても強く求めること・熱望するさま」を意味している英語の動詞です。

・『long for~』『crave for~』
「~を非常に強く求めている・~をとても欲しがっている」の意味を示すことができる英語のイディオムです。

まとめ

「垂涎ものの」というビジネス用語を徹底的に解説しましたがいかがでしたか?「垂涎ものの」の意味・使い方・類語・英語について調べたいときは、この記事を参考にしてみてください。