この記事では「来月以降はいかがですか」について解説をします。
「来月以降はいかがですか」とは?意味
来月より先でどうですか、という意味です。
「来月」は、この言葉を使っている月の次の月を指します。
今月が5月なら「来月」が指すのは6月です。
「以降」はそれよりも後という意味です。
「いかが」は状態や意見などを尋ねる意を表します。
「体調はいかがですか」のような使い方をします。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
「来月以降はいかがですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手の都合を尋ねる際に用います。
月の終わりである30日や31日にこの言葉を使うことはありません。
この言葉を伝えている月が終わるまで、まだ何日かあるときに用います。
たとえば、相手が工場見学をしたいとお願いをしてきたとします。
工場見学はいつでもできるのではありません。
案内する人の都合や工場の忙しさの状況などによって、見学者を受け入れられるときと、そうでないときがあります。
このときは、来月よりも先であれば工場見学ができる状態でした。
そのことをこの言葉を使って伝えます。
この場合、来月は含みます。
4月にこの言葉を伝えているなら、5月を含んでいることになります。
つまり、5月、6月、7月など、4月よりも後の月を指しているのです。
「いかがですか」は相手の状況や意見を尋ねる意味です。
「来月にしてください」とお願いをしているのではなく、「来月など今月よりも後の月でどうですか」と問いかけているのです。
相手に選択権を与える言い方をしており、このような形にすると話し手の望みを押しつけている印象がありません。
「来月以降はいかがですか」を使った例文
・『申し訳ありませんが今月は難しいので、来月以降はいかがですか』
「来月以降はいかがですか」の返答や返信例
今よりも後の月でよければ了承の意を伝えます。
具体的な日を決めましょう。
この言葉を伝えている月よりも後ならば、1か月後でも、2か月後でも構いません。
しかし、1年以上先ということはあまりありません。
どうしても今月でなければ困るようならば、そのことを伝えてみてください。
事情によっては今月で調整してくれる可能性があります。
納得してもらえる事情を伝えてください。
相手に無理をさせるので、すまないという気持ちを示しながら伝えることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、これを伝えている月よりも後でどうかと尋ねるものです。
会合を開く、見学者を受け入れるなど、一緒に何かをするときに用いることが多いです。
問いかけの形になっており、話し手の希望を押しつけている印象がありません。