「お越しいただけますでしょうか」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お越しいただけますでしょうか」とは?
これは、来てもらえるかと相手に質問するための言葉です。
これは疑問文になっています。
「お越しいただく」は謙譲語であり、これに「ますでしょうか」という丁寧語の疑問文を組み合わせているのです。
なお、「お越しいただく」は「きてもらう」という意味で使用できます。
ただし、「ます」と「です」は同じ意味を持つ丁寧語です。
そのため、重複して使用すれば冗長な印象を与える言葉遣いになってしまいます。
このような場合は、「お越しいただけますか」と言い換えて使用するとよいでしょう。
これらのことから、この言葉が来てもらえるかと相手に質問するためのものであると分かるのです。
「お越しいただけますでしょうか」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業の担当者と電話していたとします。
そして相手には、一度オフィスに来てもらいたいと考えていたのです。
このような状況で、「ご都合のよいときにでも、こちらにお越しいただけますでしょうか」と言うとよいでしょう。
これによって、相手に来てもらえるかということを、上手に質問できるのです。
この言葉を使うときは、「お越しいただけますでしょうか」の表現方法に注意するべきです。
これは「お越しいただけますか」と言い換えて使用できます。
また、「お越しいただけるでしょうか」に言い換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お越しいただけますでしょうか」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な使い方ができるのです。
・『もしよろしければ、明日の昼頃お越しいただけますでしょうか』
・『可能でしたら、午後からお越しいただけますでしょうか』
・『お時間のある時に、こちらまでお越しいただけますでしょうか』
「お越しいただけますでしょうか」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お越しいただけますでしょうか」の類似表現
これの類似表現として、「来ていただけますでしょうか」が挙げられます。
「お越しいただく」と「来ていただく」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お越しいただけますでしょうか」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お越しいただけますか」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、来てもらえるかと相手に質問するために、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
