「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」とは?
これは、変わらず過ごしているかを相手に問いかけるための言葉です。
「お変わりなく」とは、「大きな災いに見舞われることなく」という意味になります。
つまり、病気や怪我などせずに元気にしているかのような意味で、「お変わりなく」という言葉を使用しているのです。
なお、「お過ごしでいらっしゃる」は「過ごしている」を尊敬語にしたものになっています。
これに丁寧語を加えて疑問文にしたのが、「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」という言葉なのです。
「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、親友とその家族に向けた手紙を書いたとします。
その手紙の冒頭には、相手の状況をうかがうような言葉を記すことにしたのです。
このような状況で、「皆様、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」と言うとよいでしょう。
これによって、変わらずに過ごしているかと、相手の様子をたずねる事ができるのです。
この言葉を使うときは、「お過ごしでいらっしゃいますか」の表現方法に注意するべきです。
これは「お過ごしでしょうか」や「過ごしていらっしゃいますか」などに置き換えて使用できます。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な印象の表現になるのです。
・『皆様、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか』
・『あれ以来、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか』
・『連絡するのは久しぶりですが、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか』
「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」の類似表現
これの類似表現として、「お変わりなく過ごしていらっしゃいますか」が挙げられます。
「お過ごしでいらっしゃいますか」と「過ごしていらっしゃいますか」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お変わりなく過ごしておいでですか」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、変わらず過ごしているかを相手に問いかけるために、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
