「道中お気をつけて行ってらしてください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「道中お気をつけて行ってらしてください」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「道中お気をつけて行ってらしてください」について解説をします。

「道中お気をつけて行ってらしてください」とは?意味

気をつけて旅に行ってください、という意味です。

出かける相手のことを心配しています。

「道中」には、旅行、旅行の途中という意味があります。

「お気をつけて」「気をつけて」「お」をつけて、聞き手に敬意を表す形にしています。

「行っ」「行く」のことで、目的地に向かって移動するという意味です。

「ください」は相手に何かをするように求める意を表します。

「道中お気をつけて行ってらしてください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、出かける人に対して述べるものです。

旅の途中で事故にあわないとは言い切れません。

出かける人のことが心配になるでしょう。

この言葉は、出かける人の安全を気にしているさまを表しています。

このような言葉をかけると気遣いを示すことができます。

近所に出かけるときには、このような言葉は伝えません。

会社の目の前にあるコンビニに出かけたとき、交通事故にあう可能性はゼロではないです。

しかし、その可能性は低いです。

コンビニに出かける人のことを心配することは少ないでしょう。

つまり、この言葉は遠くに出かける人に伝えるものなのです。

敬意を表す言い方をしているので、どこかへ出かける人は目上の人です。

自分と同等または目下のものにこのような表現を使うと違和感があります。

自分と同等または目下のものには、「気をつけていってらっしゃい」「気をつけてでかけてね」などのような言い方をした方が自然です。


「道中お気をつけて行ってらしてください」を使った例文

・『道中お気をつけて行ってらしてください。お帰りをお待ちしております』

「道中お気をつけて行ってらしてください」の返答や返信例

気をつけて出かけるつもりであることを伝えるとよいでしょう。

大丈夫と思っていても、気を緩めると危険です。

無事に目的地に着くように、安全面には十分に気をつけましょう。

目的地に着いたならば、連絡をするとよいかもしれません。

無事に着いたことがわかると安心できます。

自分が留守の間のことを誰かに任せるならば、どのような事柄をして欲しいのか伝えておいてください。

「いつもの通り」のような曖昧な表現では、こちらが伝えたい事柄が十分に伝わりません。

何をどうして欲しいのか具体的に示しましょう。

まとめ

この言葉は、出かける人に対して伝えるものです。

相手が無事であるようにという気持ちが込められています。

違和感があるので、近所に出かける人に伝えるものではない点に気をつけてください。