この記事では「迅速なご対応ありがとうございました」について解説をします。
「迅速なご対応ありがとうございました」とは?意味
その場にあった行動をすぐにしてくれてありがとう、という意味です。
「迅速」には、行動や物事の進む程度が非常に速いこと、またそのさまという意味があります。
「ご対応」は「対応」をその行為をする人に尊敬の意を表す形にしたものです。
他人の行為を表す語に「ご」をつけて、その行為をする人に尊敬の意を表します。
「ありがとう」は感謝をしているさまを伝える言葉です。
「ございました」は、「ある」の意の丁寧語の「ございます」を「た」で過去の形にしています。
感謝するような事柄は過去にあったということです。
「迅速なご対応ありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が素早く対応をしてくれたときに伝えます。
対応をしてくれるだけでもありがたいので、その行動が素早くなかったとしても、対応をしてくれたときにはお礼を伝えます。
物事をするために時間や労力を使ってくれています。
そして、その行為によってこちらが恩恵を受けているはずです。
それに対してお礼を伝えるのです。
相手の行動が素早かったときには、「迅速な」という言葉を添えるとよいでしょう。
対応をしてくれたことだけでなく、行動が素早かったことにもお礼を伝えていることになります。
「ございました」と過去の形になっているので、ある事柄をし終わったときにこの言葉を述べます。
これから対応をするのではありません。
「迅速」に「ご」をつける必要はないです。
「ご迅速」「ご対応」と「ご」ばかり続いてしつこく感じます。
「迅速なご対応ありがとうございました」を使った例文
・『お忙しいところ、迅速なご対応ありがとうございました』
「迅速なご対応ありがとうございました」の返答や返信例
対応をしたことで、相手にとって何かしら恩恵があったはずです。
相手にとって望ましい結果となっているなら、「よかった」という気持ちを伝えるとよいでしょう。
対応した結果も伝えておくと、相手が状況をよく理解できます。
今後同じような事柄があったときの参考になることでしょう。
対応をしたけれど、まだ問題点が残っているならば、その問題点について伝えておきます。
今後それにどのように対応するかも具体的に伝えておきましょう。
まとめ
この言葉は、聞き手が素早く対応をしてくれたことへのお礼を伝えるものです。
対応をしてもらったときは、その行動が素早くなかったとしてもお礼を伝えましょう。
そして、お礼は素早く、できればその日のうちに伝えるようにします。
