「本日はこれでお開きといたします」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「本日はこれでお開きといたします」とは?
これは、今日はこれで終わりにするということを表現した言葉です。
「本日」は「今日」よりもフォーマルな印象の表現になっています。
少しかしこまった様子を表したい場合には、「今日」ではなく「本日」が使用されるのです。
また、「お開き」とは「終わり」と同じような意味で使用できます。
これは、催しものの終了を示す意味で使用される言葉になっているのです。
なお、「お開きにする」を「お開きにいたします」にすれば敬語になります。
ここでは謙譲語と丁寧語を組み合わせて使っているのです。
これらのことから、この言葉が今日はこれで終わりにするということを表現したものであると分かるのです。
「本日はこれでお開きといたします」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、飲食を伴うイベントを開催したとします。
そこでは酒もふるまわれたため、大変な盛り上がりを見せたのでした。
このような状況で、「盛り上がっている中で恐縮ですが、本日はこれでお開きといたします」と言うとよいでしょう。
これによって、今日はこれで終わりにするということを、皆に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お開きといたします」の表現方法に注意するべきです。
これは「お開きにいたします」と言い換えて使用できます。
また、「終わりにいたします」や「終了といたします」も同じような使い方ができるのです。
このように、同じ意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「本日はこれでお開きといたします」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に加える言葉を工夫すると、少し印象の異なる表現を作り出せるのです。
・『盛り上がっている中恐縮ですが、本日はこれでお開きといたします』
・『宴もたけなわではございますが、本日はこれでお開きといたします』
・『そろそろお時間となりますので、本日はこれでお開きといたします』
「本日はこれでお開きといたします」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「本日はこれでお開きといたします」の類似表現
これの類似表現として、「本日はこれで終了といたします」が挙げられます。
「お開き」と「終了」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「本日はこれでお開きといたします」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「本日はこれでお開きとします」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、今日はこれで終わりにするということを表現する場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。