「伺いたいと存じます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「伺いたいと存じます」とは? ビジネス用語【一語】

「伺いたいと存じます」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語・敬語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。

「伺いたいと存じます」とは?

「伺いたいと存じます」は、「行きたい(訪ねたい)と思います」を意味している敬語のビジネス用語です。

「聞きたいと思います」「尋ねたいと思います」といった意味合いもあります。

「伺いたい」の言葉は、「行きたい・聞きたい・尋ねたいの謙譲語」です。

「存じます」も、「思います・考えていますの謙譲語」になります。

「伺いたいと存じます」は、自分の立場をへりくだって相手を立てる場合に使われる謙譲語の敬語表現なのです。

「伺いたいと存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「伺いたいと存じます」というビジネス用語は、「行きたいと思うとき・聞きたいと思うとき・質問したいと思うとき」に使うという使い方になります。

自分が相手よりもへりくだって「相手のいる所へ行きたい(訪ねたい)と思う場合」などに使われる敬語表現です。

「存じます」は、ビジネスメールの書き言葉(文語)として使われることが多い「思いますの謙譲語」です。

使うときの注意点は、「前後の文脈や相手との関係性において、何をしたいのかを明確にしないと意味を誤解される恐れがある」ということです。


「伺いたいと存じます」を使った例文

・『来週の火曜日の午後に伺いたいと存じますが、○○様のご都合はよろしいでしょうか』
・『新しいビジネスモデルに関するお話をゆっくり伺いたいと存じます』
・『来月、御社との提携事業に関する会議がございますが、○○課長のご都合について伺いたいと存じます』

「伺いたいと存じます」の類語や敬語での言いかえ

「伺いたいと存じます」の類語あるいは敬語での言いかえを紹介します。

「伺いたいと存じます」の類似表現

・『行きたいと思います』
・『聞きたいと思います』
・『尋ねたいと思います』
「伺いたいと存じます」の敬語表現ではない類似表現として、「行きたいと思います・訪問したいと思います」があります。

「伺いたいと存じます」「伺いたい」は、「行きたい・聞きたい・尋ねたい(質問したい)の謙譲語」です。

そのため、「聞きたいと思います・尋ねたいと思います」といった言い回しも類似表現になります。

「伺いたいと存じます」の敬語表現

・『ご訪問したいと存じます』
・『お聞きしたいと思っております』
・『お尋ねしたいと存じます』
「伺いたいと存じます」を別の敬語表現に言いかえると、「行きたい」の意味から「ご訪問したいと存じます」になります。

「伺いたい」には「聞きたい・尋ねたい」の意味も備わっているので、「お聞きしたいと思っております・お尋ねしたいと存じます」といった敬語表現でも言いかえることができます。

「存じます」「思います・考えていますの謙譲語」なので、「思っております・考えております」と言いかえても同じ意味になります。

まとめ

「伺いたいと存じます」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「伺いたいと存じます」の意味・使い方・例文・類語を知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。