この記事では「デザイン案を作成いたしましたので添付いたします」について解説をします。
「デザイン案を作成いたしましたので添付いたします」とは?意味
デザインの下書き・計画を作ったのでつけ添えます、という意味です。
「デザイン案」の「案」には、計画、下書きという意味があります。
「このデザインで決定」というのではありません。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。
「ので」は、この後に伝える事柄の原因や根拠などを表します。
「暑いので窓を開ける」のような使い方をするものです。
「添付」は書類などにつけたすことです。
「デザイン案を作成いたしましたので添付いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、デザイン案をメールで送るときに用います。
対面でデザイン案を見せるときは、デザインを描いた紙やタブレット端末などを提示するはずです。
そのため、デザイン案を対面で見せるときに「添付いたします」という表現はしません。
「案」なので、「こういったデザインでどうですか」と見せるときに用います。
そのデザインで決定しているのではありません。
このような言葉を伝えておかないと、添付されているものに気がついてもらえない可能性があります。
メール本文だけを読んで終わりにされてしまうのです。
忙しい人は時間がないので、メールにさっと目を通すだけのこともあるでしょう。
ひとつひとつじっくりと読んでいては、メールを読むだけで多くの時間がかかってしまい、その他の仕事に手を回せなくなります。
そのため、添付されているものに気がついてもらえない可能性があるのです。
気がついてもらえるように、このような言葉を伝えておきます。
「デザイン案を作成いたしましたので添付いたします」を使った例文
・『デザイン案を作成いたしましたので添付いたします。お忙しいところ恐れ入りますが、確認をお願いいたします』
「デザイン案を作成いたしましたので添付いたします」の返答や返信例
デザイン案が送られてくるはずなので、それに目を通しましょう。
そのデザインを採用するならば、そのことを伝えます。
採用をしない場合も連絡をしましょう。
別のデザインを考えてもらったり、提示してくれた案に少しだけ手を加えてもらったりなどして、こちらが望むものを作ってもらいます。
もしもファイルで送られてきて、そのファイルを開くことができないなら、そのことを伝えてください。
まとめ
この言葉は、メールとともにデザイン案を送るときに用います。
添付していると伝えておかないと、添付をしたものに気がついてもらえないことがあります。
何かを添付したときには、それを伝えておきましょう。