「それでいいです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「それでいいです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「それでいいです」について解説をします。

「それでいいです」とは?意味

今話題にしたばかりのものや、近くにあるものを指して、そのもので差し支えない、適切であるといった意味です。

「それ」は、今話題にしたばかりのものや近くにあるものを指すときに用いる指示代名詞です。

「それは何度も聞いている」などの使い方をします。

この場合「それ」は先ほどまで話していた事柄を指しています。

「いい」「よい」のくだけたいい方です。

人の行動や性質、物事の状態などが、許容範囲であるさまや、水準が適切・適当のものに達しているさまをいいます。

差し支えない、適当であるといった意味になります。

「です」は丁寧な表現です。

「それでいいです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

何かを示されたときに、そのもので差し支えないことを示すために用いる語です。

この言葉は「仕方がないからそれにしておく」といったニュアンスで受け取られてしまう可能性があるため、できれば使用を控えたいものです。

他人が何かを勧めてくれているのに、それを「仕方がないから受け入れる」という態度では失礼になります。

この場合は「それがいいです」とするのが適当です。

「で」よりも「が」を使用した方が印象がよくなります。

「私は他のものよりもそれがいいのです」というニュアンスです。

「いい」「よい」のくだけたいい方で、主に親しい間柄で使用をします。

そのため、ビジネスシーンでは「よい」と表現するようにします。

「構いません」など別のいい方もまります。

「それ」と示さないで、具体的なものをあげるとさらによいです。

上司とお酒を飲みに行ったときのことで考えてみます。

上司が「この料理でどうかな」提案をしてきました。

たとえば、枝豆を提案してきたなら「はい、枝豆がよいです」など、それが指すものの名前を具体的にあげます。

「それ」は近くにあるものを指すので、たいていは何を指しているのかわかりますが、具体的な事柄をあげた方が間違いがありません。

なお、この言葉は提示されるものが2つ以上あり、どれかを選ぶときには使用しません。

2つ以上あるとき、「それ」ではどれを指しているのかわからないからです。

いくつもの中から選ぶときには、具体的に名前を挙げて示すようにします。


「それでいいです」を使った例文

・『はい、それでいいです』

「それでいいです」の返答や返信例

「わかった」など、了解したという意味の言葉を返します。

返事をしない場合もあります。

まとめ

提示されたもので差し支えないと返事をするときに用いる言葉です。

「いい」はくだけたいい方なので「よい」とし、「で」よりも「が」を使用した方が適切です。