この記事では「下記に回答させていただきます」について解説をします。
「下記に回答させていただきます」とは?意味
これよりも下に質問への答えを書きます、という意味です。
「下記」は、これよりも下に書き記すこと、また書いてあることです。
「回答」は質問に答えること、またその答えをいいます。
具体的な質問に対して、具体的に答えることです。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、ある行為を遠慮しながら行う意を表します。
相手に敬意を示す表現です。
「ます」は敬意を表します。
「下記に回答させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、「どこからが質問への答えですよ」とわかりやすくするために用います。
「下記」はこれよりも下に書いて示すことという意味なので、この言葉は文章で使用をします。
文章がずらずらと書いてあると、どの部分が質問への答えなのかわかりにくくなります。
回答を受ける側としては、どの部分に答えが書いてあるのか文章をぱっと見て知りたいです。
この言葉があると、どこからが質問への答えなのかがわかりやすくなります。
回答を見つけやすくなるのです。
他の文章と回答部分に空白を設ける、箇条書きにするなど行うと、さらに読みやすくなります。
「させていただく」は、許しを得るとき、それによって恩恵を受けるときに用いる言葉です。
許しを得る必要がなかったり、恩恵を受ける事実がないときには、「ご回答いたします」となります。
この形でも相手に敬意を表すことができます。
「下記に回答させていただきます」を使った例文
・『お問い合わせありがとうございます。下記に回答させていただきます』
「下記に回答させていただきます」の返答や返信例
この下に質問への答えが書いてあるので、それを読みます。
読んでみてわからない事柄があるなら、質問をするとよいでしょう。
しかし、まずは自分で調べることが大切です。
調べてみてもわからなかったときに質問をしてください。
インターネットや書籍を使って調べられます。
調べればわかるような事柄を質問していると、相手に手間をとらせてしまいます。
他の業務ができず迷惑となる可能性があるのです。
質問へ答えてくれたことへはお礼を伝えます。
答えるのはあたり前と思うかもしれませんが、回答をするという手間をかけてくれているので、お礼を伝えるのです。
まとめ
この言葉は、文章で回答を伝えるときに用います。
いきなり答えを伝えるのではなく、こういった一言があると回答がどれであるのかわかりやすくなります。
文章を読む人がわかりやすいように伝え方を工夫しましょう。