この記事では「早急に提出いたします」について解説をします。
「早急に提出いたします」とは?意味
非常に急いで書類や資料などを差し出します、という意味です。
「早急」には、非常に急ぐこと、またそのさまという意味があります。
動作が完了する時点を早める意味で用います。
この言葉の場合は、「提出」という動作が完了する時点を早める意味になります。
「提出」は、書類や資料などを決められたある場所に差し出すことです。
「いたし」は「する」の謙譲語、「ます」は敬意を表す語です。
「早急に提出いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かの提出を催促されたときに用いる場合が多いです。
提出するように催促されたなら、相手は「早く提出をして欲しい」と思っています。
いつでもよいものならば、催促はしてこないでしょう。
提出が遅くなると迷惑をかけます。
そのため、催促をされたならばすぐにでも提出をするのが望ましいです。
すぐに提出するつもりがあるときに、このような言葉を伝えます。
「早急」は非常に急ぐさまを表す言葉で、具体的に何分後、何時間後、何日後などを表すものではありません。
提出に数日かかるようならば、「○○日に」「○○日後に」など具体的な日にちを伝えておくのが望ましいです。
相手は今日中に提出してくれるものと思っているかもしれません。
それなのに提出が数日後になってしまうと、「遅い」とイラつかせてしまいます。
いつであるのかわかっていると、イラつくことが少なくなります。
また、提出の催促をされたときは、提出が遅くなっていることに謝罪をします。
話し手にも事情があるでしょうが、遅くなって迷惑をかけているので謝罪をするのです。
「早急に提出いたします」を使った例文
・『大変申し訳ありません。早急に提出いたします』
「早急に提出いたします」の返答や返信例
提出をしてくれるようなので、それまで待っていましょう。
こちらから提出を促し、それに対してこの言葉が返ってきているはずです。
メールでの返答をすると何度もやり取りをしなければならず、手間をかけさせてしまうので、返答はしない場合があります。
何度も催促をすると不快にさせるので、一度催促をしたらしばらく待っています。
催促をしたにもかかわらず、なかなか行動をしてくれないなら、行動するようもう一度お願いをしてみるとよいでしょう。
その際に気遣いを示して「何度も申し訳ありません」など一言あると望ましいです。
まとめ
この言葉は、すぐにでも提出するつもりである話し手の気持ちを表しています。
提出が遅くなると他の人に迷惑をかけます。
提出の催促をされたなら、すぐにでも行動をしましょう。
