「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」という言葉はビジネスでもよく使用されており、知っておくと役立つ言葉でもあります。
意味や使い方などを例文を用いて簡単に説明します。
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」とは?意味
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」の「新天地」とは「新しく活動する場所」という意味があり、ビジネスに置き換えれば「就職先」「赴任先」「移転先」「異動先」などさまざまな意味合いがあります。
「更なる」とは「もっと」「一層の」「ますますの」などの意味があり、「ご活躍」とは「いきいきと活動する」「活動で成果を上げる」などといった意味です。
ここまで説明した言葉に「心よりお祈り申し上げます」という言葉を合わせることで、「赴任先でますます活動で成果を上げられることを心から祈っています」という相手を応援する意味合いを込めた言葉になります。
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」という言葉はビジネスにおいて基本的には目上の人に使われることが多く、社内外に関わらずお世話になっている人が移転や移動、定年退職することで他のことに挑戦する場合など、激励を込めて使われる言葉です。
使用する上で1つ注意しておきたいのは、相手が異動になった理由や定年退職する理由をしっかりと考慮して使うことです。
体調不良や何かの責任をとって移転や異動する場合は、相手に失礼にあたる可能性が高いので相手の状況をしっかりと考え使うように充分注意しましょう。
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」を使った例文
・『◯◯さんが会社を退職し、自分の会社を設立されるとお伺いしました。新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます』
・『入社してから5年間本当にお世話になりました。新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます』
・『定年退職おめでとうございます。今後はご趣味に邁進されるとのこと、新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます』
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」の返答や返信例
「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」という言葉を受けた側が返答する場合は、激励に対してのお礼に今後の抱負などを添えて返答するのが無難な対応となります。
例えば、「ありがとうございます。
今後は◯◯支店で心機一転、良い成果を上げられるよう仕事に打ち込んでいきたいと考えております」といった返答の仕方があります。
相手の気持ちに失礼のないよう、感謝の気持ちを必ず伝えるように注意しましょう。
まとめ
ここでは「新天地での更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます」という言葉の意味やビジネスでの使い方について簡単に説明してきました。
この言葉は使う側は激励する気持ち、受ける側は感謝する気持ちを忘れてはいけません。
ビジネスでも目上の人へ激励と感謝を伝える言葉なので、相手の状況を正しく把握して使うようにしましょう。