「大事をとってお休みさせていただきます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大事をとってお休みさせていただきます」とは?
これは、無理をせずに休ませてもらうことを言い表した言葉です。
「大事」とは「大きな事」を意味します。
これの対義語は「小事」になります。
つまり、小さな事にこだわらずに、大きな事を優先した結果であることを「大事をとって」と言い表しているのです。
ここでの「大事」は体調を崩さないことです。
それを目的に休むことを「お休みさせていただきます」という謙譲語で言い表しているのです。
これらのことから、この言葉が無理をせずに休ませてもらうことを言い表したものであると分かるのです。
「大事をとってお休みさせていただきます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、朝起きたら少し熱があったとします。
そのため、今日は会社を休ませてもらおうと考えたのです。
このような状況で、「風邪をひいたようですので、大事をとってお休みさせていただきます」と言うとよいでしょう。
これによって、無理せずに休ませてもらう事を、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「お休みさせていただきます」の表現方法に注意するべきです。
これは「お休みいたします」などに置き換えて使用可能です。
どちらも同じ意味ですが、少し印象の違う謙譲表現になるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「大事をとってお休みさせていただきます」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、それぞれ違う印象の表現にできるのです。
・『それでは、大事をとってお休みさせていただきます』
・『今月いっぱいは、大事をとってお休みさせていただきます』
・『急ぎの用事もありませんので、大事をとってお休みさせていただきます』
「大事をとってお休みさせていただきます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「大事をとってお休みさせていただきます」の類似表現
これの類似表現として、「無理をせずにお休みさせていただきます」が挙げられます。
「大事をとって」と「無理をせずに」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「大事をとってお休みさせていただきます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「大事をとってお休みいたします」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、無理をせずに休ませてもらうことを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。