「開いていただきまして」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「開いていただきまして」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「開いていただきまして」について解説をします。

「開いていただきまして」とは?意味

会などを催してもらって、という意味です。

「開い」「開く」のことです。

「開く」には多くの意味があり、どのような意味で使用しているかはこの前に何を話しているかによって変わります。

この場合は、会などを催すという意味で使っていることが多いです。

「いただき」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

自分にとって利益となる事柄を他人から受ける意を表します。

「まし」「ます」のことで敬意を表す語です。

「開いていただきまして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手にとってうれしい事柄を開催してもらったときに用います。

たとえば、歓迎会です。

Aさんは新入社員です。

Aさんが入った部署の人たちは、新入社員のために歓迎会を開いてくれました。

Aさんは先輩たちが歓迎してくれていることをうれしく思っています。

このような会を開くために準備をしたり、集まるための時間を作ったりなど、いろいろしてくれているはずです。

新入社員のためにこういった手間をかけてくれていることもうれしく思っています。

そういったことへの感謝の気持ちを伝えるためにこの言葉を使用します。

この後にお礼の言葉が続きます。

「開いてくださり」という言い方をすることもできます。

これも敬意を表す言い方なので失礼にはなりません。

ある事柄を開くのはあたり前と思うかもしれませんが、お礼を伝えるのが望ましいです。

ある事柄のために手間をかけてくれているはずで、それによって自分は恩恵を受けています。

お礼を言われて嫌な気持ちになる人は少ないです。


「開いていただきまして」を使った例文

・『開いていただきまして、ありがとうございます』

「開いていただきまして」の返答や返信例

歓迎会を開いた場合ならば、この言葉を述べている人を歓迎している意を表すとよいでしょう。

「自分は受け入れられている」と相手は感じられるはずです。

職場の人たちに受け入れられていると思うと、安心して仕事をしやすくなります。

何かを開くために時間や労力を使って大変だったかもしれません。

しかし、どんなに大変だったかを述べることはしません。

何かを開いたことを相手は喜んでいるのに、そこで苦労話を出すと喜びの気持ちが減少してしまいます。

この場では前向きな言葉を使うのが望ましいです。

まとめ

この言葉は、会などを開いてもらったときに用います。

何かを開くために相手は手間をかけているので、それに対してお礼を伝えるのが望ましいです。

この言葉は、この後に感謝を示す言葉を続けて使うことが多いです。