この記事では「課題を伺うことができましたので」について解説をします。
「課題を伺うことができましたので」とは?意味
解決しなければならない問題を聞くことができたので、という意味です。
「課題」には、解決しなければならない問題、成し遂げるべき仕事という意味があります。
「伺う」は「聞く」の謙譲語です。
「でき」は「できる」のことで、それをする能力や可能性がある、仕上がるという意味があります。
「まし」は敬意を表す語、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表す語です。
「ので」は、この後に述べられる事柄の理由や原因などを表します。
「課題を伺うことができましたので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人が課題を教えてくれたときに用います。
Aさんはあるプロジェクトに取り組んでいます。
このプロジェクトをさらによいものにしようと思い、他人の意見を聞いてみることにしました。
他の人に尋ねてみたところ、取り組んでいるプロジェクトの課題を聞くことができました。
それによって、自分では気がつかなかった問題に気がつくことができました。
課題がわかったので、この問題を解決するための取り組みをしていこうと思っています。
そのAさんの意志をこの言葉を使って表します。
この場合だと「ので」の後には、「努力する」という意味の言葉や、具体的な行動を表す言葉が続きます。
問題を解決するためには、それなりの努力が必要でしょう。
現在どうなっているのかを把握し、何をしたらよいのか具体的な行動を考え、課題解決のための行動をしていきましょう。
「課題を伺うことができましたので」を使った例文
・『課題を伺うことができましたので、○○を行っていきたいと思います』
・『課題を伺うことができましたので、○○に取り組んでまいります』
「課題を伺うことができましたので」の返答や返信例
話し手は何かを努力しようとしているはずなので、応援の言葉や期待している気持ちを伝えるとよいでしょう。
前向きな言葉をかけることが望ましいです。
課題に関してまだ伝えたりない事柄があるなら、それを伝えてみてください。
しかし、問題点ばかり指摘をすると課題解決は困難であると感じてしまい、やる気が失せてしまうことがあります。
また、負担に感じることもあります。
問題点を指摘される相手の負担を考える配慮も必要です。
まとめ
この言葉は、他人から課題を聞くことができたときに用います。
ある事柄に取り組んでいる本人は気がつかない課題もあります。
こういったことは他人の意見を聞いてみるとわかります。
他人から指摘された課題を真剣に受け止めて、問題解決に取り組んでいきましょう。