「とても楽しみにしていたのですが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「とても楽しみにしていたのですが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「とても楽しみにしていたのですが」について解説をします。

「とても楽しみにしていたのですが」とは?意味

ある事柄を非常に楽しみにして待ち望んでいた気持ちを表す言葉です。

「とても」には、非常にという意味があり、程度のはなはだしいさまを表します。

「楽しみ」は愉快な気持ちを感じられることです。

「していた」「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。

「ので」は、この後に続いて伝えられる事柄の原因・理由・根拠などを表します。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。

「とても楽しみにしていたのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄を楽しみにしていたけれど、それができなくなったときや、思っていたような楽しさがなかったときに用います。

たとえば、屋外でイベントが開催されることになったとします。

しかし、当日は大雨だったため中止になってしまいました。

ある人はこのイベントに参加をすることを前から楽しみにしていました。

しかし、中止になってしまったので残念な気持ちです。

このようなときに「とても楽しみにしていたのですが、中止になって残念です」のような使い方をします。

「が」は逆説なので、この後には「楽しみ」とは反対の意味の言葉が続きます。

「〜のですが、楽しむことができました」といった使い方はしません。

これから楽しみな事柄が行われて、それを実際に経験できそうなときには、「〜にしています」のような言い方をします。

ある事柄を提供する側は、自分が提供するものを楽しみにしているといわれて、嫌な気持ちにはならないことでしょう。

自分の気持ちを伝えてみてください。


「とても楽しみにしていたのですが」を使った例文

・『とても楽しみにしていたのですが、大雨になってしまって残念です』

「とても楽しみにしていたのですが」の返答や返信例

相手の気持ちに共感するような言葉をかけます。

「自分を受け入れてもらえた」「この人はわかってくれる」と思ってもらうためには、共感をすることが大切です。

「仕方がないですよ」といった言葉は、相手の気持ちに理解を示していません。

楽しみがなくなってしまったのは仕方がないことかもしれませんが、それは相手もわかっていることです。

この後にも相手の話が続くこともあるので、そのときには話を聞いてあげましょう。

話を聞いてあげるだけでも、相手の気持ちが晴れてくることでしょう。

まとめ

この言葉は、何かを楽しみにしていたけれど、それができなくなったり、思っていたほど楽しみでなかったりしたときに用います。

「この後には、前に述べた事柄とは反対の内容が続く点に気をつけてください。