この記事では「お役立ていただける内容はございましたでしょうか」について解説をします。
「お役立ていただける内容はございましたでしょうか」とは?意味
役に立つ内容の事柄はあったかを尋ねる言葉です。
「お役立て」は「役立てる」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「役立てる」には、使って望ましい結果を得られるという意味があります。
「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の意の謙譲語になります。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を尋ねる意があります。
「お役立ていただける内容はございましたでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が伝えた内容が聞き手にとって役に立ったかを確認する際に用います。
自分が伝えた事柄が相手の役に立てばうれしいです。
しかし、役に立ったかは相手の方から伝えてくれないとわかりません。
何も伝えてくれなければ、役に立ったのか、役に立たなかったのか、話し手側で判断するのは難しいです。
そのようなときには、このような言葉で問いかけてみるとよいでしょう。
どうであったかを答えてくれるはずです。
しかし「役に立たなかった」とは言いにくいので、本当のところを教えてもらえない可能性はあります。
役に立ったと言わせたいと受け取られる心配もあります。
また、この言葉は情報を伝える文章で、まとめの部分で使われることもあります。
読者に対しての問いかけの言葉です。
「お役立ていただける内容はございましたでしょうか」を使った例文
・『お役立ていただける内容はございましたでしょうか。少しでも力になれれば幸いです』
「お役立ていただける内容はございましたでしょうか」の返答や返信例
役に立つ内容があったか、なかったかを答えます。
役に立つ内容があったときには、どの部分がどう役に立ったのか具体的に伝えてみるとよいでしょう。
具体的に伝えることで、何がどうよかったのかを相手が理解しやすくなります。
また、こちらの気持ちが伝わりやすくもなります。
役に立たなかった場合、正直に伝えてしまうと相手を傷つける恐れがあります。
何かしらよい部分はあったはずなので、その部分を取り上げてみるとよいでしょう。
しかし、正直に伝えることで今後の改善点が見えてくる場合もあります。
相手を不快にさせないためには、どのように伝えたらよいか工夫が必要です。
まとめ
この言葉は、話し手が伝えた内容がどうであったかを確かめるために用います。
尋ねてみないと役に立ったかを教えてもらえない場合もあるので、気になるときにはこのような言葉を使用します。