「上京してまいりました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「上京してまいりました」とは?
これは、東京に来たということを敬語で言い表した言葉です。
「上京」は「京に上ること」を意味します。
つまり、現代で言えば「東京に行くこと」を「上京」という言葉で表現できるのです。
なお、これは名詞のため、行為として表現する際は「上京する」という形にします。
ここでは「上京してきた」という言葉に言い換えた上で、「きた」を「まいりました」にしているのです。
なお、ここでは謙譲語と丁寧語を使った敬語表現になっています。
これらのことから、「上京してまいりました」が、東京に来たということを敬語で言い表した言葉であると分かるのです。
「上京してまいりました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、地方から東京の本社に異動になったとします。
そしてそれから、一か月くらい過ぎていたのでした。
このような状況で、「先月上京してまいりました」と言うとよいでしょう。
これによって、上京してきたということを、敬語に言い換えて伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「上京してまいりました」の表現方法に注意するべきです。
これは「上京してきました」とすれば謙譲語を使わない形にできます。
同じような意味でも、程度の違う敬語表現にできるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「上京してまいりました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『先月上京してまいりました』
・『両親と一緒に上京してまいりました』
・『ついさきほど上京してまいりました』
「上京してまいりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「上京してまいりました」の類似表現
これの類似表現として、「東京に来ました」が挙げられます。
「上京してまいりました」と「東京に来ました」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「上京してまいりました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「上京してきました」に言い換える事が可能です。
なお、この場合は謙譲語の意味がなくなりますので、注意して使用するとよいでしょう。
まとめ
このように、東京に来たということを敬語で言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。