この記事では「本日中にご回答をお願い申し上げます」について解説をします。
「本日中にご回答をお願い申し上げます」とは?意味
今日のうちに答えを伝えてください、という意味です。
「本日」は、この言葉を伝えているその日を指します。
「ご回答」は「回答」をそれをする人に敬意を表す形にしています。
他人の行為を表す語に「ご」をつけると、その行為をする人を敬う言い方になります。
「お願い申し上げます」は頼み事をする際に用いる言葉です。
「お〜申し上げる」の形で謙譲の意を表します。
「本日中にご回答をお願い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、これを伝えているその日のうちに答えを伝えて欲しいときに用います。
回答をするのは聞き手側です。
丁寧な言い方をしているのですが、このような表現だとやらせようとしている印象を与える可能性があります。
やらせられていると思うと、いい気分はしません。
「お願い申し上げます」の部分を「お願いできますでしょうか」と問いかけの形にしたり、「〜してくださると幸いです」という形にすると、そうして欲しいと柔らかく伝えることができます。
しかし、この形だと回答をしなくてもよいと受け取られる可能性があります。
そのため、何に回答して欲しいのか、絶対にやらなければならない事柄なのかなどにあわせて、伝え方を変えてみてください。
今日のうちに答えを伝えるようにというのは急です。
相手にもやらなければならないことがあり、こちらの求めに応じるのが難しい場合もあります。
無理をいうので相手を気遣い、「お忙しいところ恐れ入りますが」など一言添えるのが望ましいです。
「本日中にご回答をお願い申し上げます」を使った例文
・『お忙しいところ申し訳ありませんが、本日中にご回答をお願い申し上げます』
「本日中にご回答をお願い申し上げます」の返答や返信例
何かを問われているので、それへの答えを伝えます。
この言葉を伝えられたその日のうちの回答が難しい場合もあると思います。
そのときには、回答が遅くなってもよいかを尋ねてみてください。
相手の了承を得ることができたなら、回答をするのは今日のうちでなくても構いません。
期限を決めておかないと返事をするのが後回しになってしまう可能性があり、また相手を待たせて迷惑となるので、期限を定めておきましょう。
その日までに答えを伝えるようにします。
まとめ
この言葉は、その日のうちに答えを伝えて欲しいときに用います。
忙しい相手を気遣う言葉を添えて伝えると、印象がよくなります。
急なお願いで相手に負担をかけるので、気遣いを示しながらお願いをするのが望ましいです。