「心から歓迎申し上げます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「心から歓迎申し上げます」とは?
これは、とても歓迎していることを相手に伝えるための言葉です。
「心から」は感情が強いことを言い表します。
ここでは「歓迎する気持ち」の強さを、「心から」で表しているのです。
また、「歓迎」は「好意をもって迎えること」を意味します。
これは名詞のため、行為を表現する際は「歓迎する」にします。
ここでは謙譲表現に言い換えて、「歓迎する」を「歓迎申し上げます」にしているのです。
これらのことから、「心から歓迎申し上げます」が、とても歓迎していることを相手に伝えるための言葉であると分かるのです。
「心から歓迎申し上げます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、ある人物が新しく着任したとします。
そしてあなたの部署では、新しい人材を求めていたのでした。
このような状況で、「貴殿の着任を、心から歓迎申し上げます」と言うとよいでしょう。
これによって、相手を好意的な気持ちで迎えていると、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「歓迎申し上げます」の表現方法に注意するべきです。
これは「歓迎いたします」と言い換えて使用できます。
また、「歓迎します」とすれば、謙譲語を使わない形にできるのです。
このように、敬語の使い方次第で印象が変化します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「心から歓迎申し上げます」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付けくわえることで、自然な使い方ができるようになるのです。
・『部員一同、心から歓迎申し上げます』
・『ご着任を、心から歓迎申し上げます』
・『貴殿の着任を、心から歓迎申し上げます』
「心から歓迎申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「心から歓迎申し上げます」の類似表現
これの類似表現として、「心より歓迎申し上げます」が挙げられます。
「心から」と「心より」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「心から歓迎申し上げます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「心から歓迎いたします」に言い換える事が可能です。
なお、この場合は、どちらも謙譲語を使った敬語表現になるのです。
まとめ
このように、とても歓迎していることを相手に伝えるために、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。